映画『あのコの、トリコ。』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、吉沢亮、新木優子、主題歌を手掛けたNissy(西島隆弘)、宮脇亮監督が登壇した。
吉沢は「公開して3週間近く経って、また皆さんの目の前であいさつできるのはうれしい。今日は最後までよろしくお願いします」、新木は「皆さんとお会いできてうれしいです」とそれぞれあいさつ。その後、全国生中継されているカメラに近寄った吉沢は「こんにちはー」、新木は「元気ですかー?」と全国の観客に呼びかけた。
舞台あいさつで北九州、神戸、大阪、北海道と全国を飛び回り、延べ5,500キロ以上を移動した吉沢は「これだけ舞台あいさつできた作品は初めてかもしれない。映画を楽しみにしている方の表情を直接見れることはうれしい。地方によって観客の温度感が違って、楽しかったです」と。新木が「熱量も違えば、関西弁を話す機会もあり…」と話すと、すかさず吉沢が「今日の日をめっちゃ楽しみにしててん!吉沢亮やねん!」と関西弁を披露。これに対抗し、博多弁で話そうとした新木だったが「めちゃめちゃ楽しみにしてたで!」と思わず関西弁が出てしまい、会場を和ませた。
ここで、主題歌「トリコ」を手掛けたNissyがサプライズ登場し、吉沢へ花束をプレゼント。主題歌「トリコ」について吉沢は「『あのコの、トリコ。』という映画のポジティブさ、かわいらしさを完璧に表現していて、この曲を聴きに、そしてエンドロールを観るためだけに行くだけでも価値がある」と絶賛。
「トリコ」のミュージックビデオに出演している新木は「さまざまな反響があってうれしかった。映画の世界観とは違う世界観が表現できたと思います」と語った。
撮影を共にした新木について、Nissyは「撮影中もかわらしくて、どうしようかなと思っていました(笑)」と。また、映画の感想を聞かれると「芸能の世界のADが『準備できましたー』というところなど、細かいところが描かれていてリアルでしたし、頼・雫・昴の関係性がすごくファンタジックに描かれていて良かったです」と語った。好きなシーンについては「頼(吉沢)と昴(杉野)が雫(新木)をめぐってぶつかるシーンは緊張感がありました」と熱く語り、吉沢が「撮影場の裏のシーンはすごくこだわって撮っていたシーンでもありました」と明かした。
さらに、Nissyは「『トリコ』のエンドロールのシーンは、一番目と二番目の関係性をストーリー展開と歌詞も違ったかたちで、3人の関係性を展開して書いたので、その部分もエンドールとリンクしていると思います」と。宮脇監督は「想像以上のものが出来て、『あのコの、トリコ。』の世界観をさらに大きくしてくれた」と絶賛した。
そして、最後の舞台あいさつということで、TikTokで総再生回数2000万回以上を記録している「トリコダンス」を吉沢、新木、Nissyが生披露。息ぴったりでノリノリで踊る姿に、会場からは大きな歓声が送られた。
踊り終わると、吉沢は「3人で踊るのは初めて、なかなかレアですね」と。新木は「今日一番緊張しました」、Nissyは「まさか3人で踊るとは…」と語った。
イベントの締めくくりには、大ヒットを祝うくす玉が登場。吉沢の「あのコの、トリコー!」という掛け声からの観客の「大ヒットー!!」の合図でくす玉が割れると、「日本中をトリコ中『あのコの、トリコ。』大ヒット!」の文字が飛び出した。
最後に宮脇監督は「前向きになれる映画になっている、落ち込んだ時は観て元気を取り戻してほしい」と。Nissyは「さらに続きを見てみたい、今後もこの作品と一緒に『トリコ』という作品も成長できればと思います」、新木は「皆さんありがとうございます。今回4人で『魅力』を語れたので、その『魅力』を劇場に観に来てほしい」と語った。
吉沢は「公開してから3週間弱経っていますが、面白いと思っていただいた方は周りの方に勧めてほしい。舞台あいさつ後には『トリコ』のPVを観てテンションが上がったら、『もう一度劇場に観に行こうかな』という気持ちになれると思う、幸せなループをしていただけるとうれしい。そして、いろんな部分に注目してほしい」とメッセージを送った。