Snow Man深澤辰哉「河合君に人生最大の嘘をついた」深澤&佐久間大介W主演舞台「キャッシュ・オン・デリバリー」東京公演

エンタメ総合
2018年11月02日

196708_01_R 日本でも絶大な人気を誇る傑作喜劇「キャッシュ・オン・デリバリー」の東京公演が東京・シアタートラムで上演。ダブル主演を務めるSnow Man/ジャニーズJrの深澤辰哉、佐久間大介らの囲み取材が行われた。

 本作は、映画・演劇の脚本家として活躍するマイケル・クーニーの劇作家としての代表作で、日本において幾度となく繰り返し上演されている傑作喜劇。物語の舞台はロンドン郊外、エリック・スワンの自宅。エリックは妻のリンダに大きな隠し事があった。それは2年前に勤め先をクビになって以来、嘘を駆使して社会保障手当ての不正受給を繰り返してきたのだ。良心の呵責を感じはじめたエリックはこれまででっち上げてきた人たちを抹殺しようと考える。しかし、そこへ社会保障省の調査員、ジェンキンズ氏が訪ねてくる。2階の間借り人・ノーマンを巻き込んでどうにかごまかそうとエリックはさらに嘘を重ねる。ごまかせばごまかすほど嘘がこじれ、エリックとノーマンは窮地に立たされていくが、2人はごまかしきれるのか…という物語。

 初の外部舞台で主演を務めることについて、佐久間は「すごく楽しいです。1公演1公演やるごとに楽しさがどんどん増していくし、始まる前にワクワクしちゃって落ち着き無いんですよね」と笑顔を見せ、深澤は対照的に「1番最初に舞台に出るじゃないですか、電話のシーンで。あの1分前ぐらいは後ろで吐きそうになってます。それぐらい緊張する。僕と佐久間が今回外部舞台に初挑戦させていただいて、いろんなことを学びましたけど、ほかの役者さんはすごい人たちばかりなので、毎日緊張しています。でも楽しい」と相当なプレッシャーを感じている様子。

 宝塚を退団後、初の舞台となる菜那くららと夫婦役を演じる深澤は「僕、ただでさえ女性が苦手なんですよ!最初は目を見てお芝居とか出来なかった」と話すと、菜那も「私も男性と一緒にお芝居することは初めてだったので最初は緊張しました」と2人とも人見知りするタイプであることを告白。そんな2人に挟まれた佐久間は「僕は全然人見知りしないので、すぐ仲良くなっちゃう!」とにっこり。深澤はそんな佐久間に「助けられました」と感謝を口にした。

 物語にかけて、“嘘をついたエピソード”を聞かれ「僕いいですか!」と真っ先に手を挙げたのは深澤。「ちょっと前になっちゃうんですけど、僕A.B.C-Zの河合(郁人)くんにすごいお世話になってて。河合くんに『明日メシ行こうよ!』って言われたんで『ぜひ行かせてください!』って言って、次の日ですよ。その日、たまたまKis-My-Ft2の玉森(裕太)くんと同じ仕事をしてまして、玉森くんから『今日、深澤夜何やってるの?メシ行こうよ』って誘われて『はい、行きます!』ってそっちに行っちゃって。河合くんには『ちょっと体調悪くて…』って人生最大の嘘をつきました」と告白。玉森から食事に誘われることは珍しいらしく「ご一緒できる機会があるのであれば『ぜひ!』って。でも、後日ちゃんと『こういうことで~』って河合くんにはネタ晴らしをしたんです。河合くんは優しいので『わかったわかった。玉だもんな、玉。お前、損得だな』って言われました」と明かした。

 一方、嘘をつくことがないという佐久間は「一番記憶に残ってるのは昔滝沢(秀明)くんにドッキリをされたときに、ネタ晴らしされてみんな泣いちゃったんですよ。それが一番頭にありますね」と “嘘をつかれた”エピソードを語った。

 最後に、深澤は「この舞台はどんな人が見ても、僕たちを知らない人たちが見ても、作品自体がものすごく面白くて笑える作品になっているので、いろんな方々に見てもらえたらいいなと思っています。全力でみなさまを楽しませていけたらいいなと思っております」と。佐久間は「僕たちからしても、お客さんからしても、距離がすごく近いので、リアクションもこの距離でなかなか見れないなって思うし、“体感できる楽しさ”も多いなと思うのでぜひ見に来てください!」と作品をアピールした。

「キャッシュ・オン・デリバリー」は東京・シアタートラムで11月5日(月)まで上演。
公演公式サイト http://www.shyboy.jp/cash

©保坂萌

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