Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、テレビ朝日開局60周年記念作品として来年4月にスタートする帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』に出演する。
脚本家・倉本聰さんによる昨年放送の『やすらぎの郷』の新シリーズ。前作の主人公だった石坂浩二演じる脚本家・菊村栄のシナリオを通して、山梨県のとある山間の村を舞台に、昭和から平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描く。ヒロインのしの役を清野菜名と八千草薫、夫の根来公平役を風間俊介と橋爪功がリレー形式で演じる。
宮田は、養蚕農家の次男で公平の兄・根来公次役。役作りで風間が人生初の丸刈りにしたのと同様、宮田も「赤ちゃんのとき以来」という短髪に刈り上げ、山梨県内でクランクイン。アイドル活動時とは全く異なる仕事着に地下足袋、手ぬぐいという姿で、農作業に没頭するシーンやクマの出没を知らせるため桑畑を全力疾走するシーンを熱演した。
風間とは今回がドラマ初共演。事務所の先輩で実年齢でも5歳上の風間の兄を演じることに、宮田は「超えなくてはいけない壁があるなと思いました…」とプレッシャーを感じている様子。風間から「作品が終わるまで“公次兄ちゃん”としか呼ばない」「お兄ちゃんなんだから、僕に敬語を使わないように。“公次兄ちゃん”についていくからね!」と頼られると、「お、おぅ!ついて来い!」と兄らしく応えつつも、「何だか新種のパワハラを受けている気分です(笑)」と恐縮した。
ばっさりカットした自らの髪形については、「ウチの母が元々ジャニーズ大好きで、小さいころから“堂本光一君の写真を持って美容室に行きなさい”という教育を受けてきたので、この短さを見たらビックリしちゃうと思います(笑)。なんだかスースーします…」と吐露。キスマイのメンバーにはメールで写真を送ったと言い、「藤ヶ谷(太輔)からは『志村けんさんがコントで子供役を演じるときみたいだね』と言われて、『なんか分かる!』と思いました」と苦笑した。
そんな宮田に、風間は「倉本先生の台本で、これだけの名優たちが集まって、しかも普通のドラマよりはるかに長い時間、役と向き合うことができる…。こんな機会は人生でもうめぐってこないので、2人で思いっきり楽しんでいこう」とエール。宮田は「風間くんが言うように、この先、絶対にめぐってこないような大きなチャンスなので後悔はしたくない!」と意気込んでいる。
同作にはほかに、風間や宮田の母・根来アヤ役で岸本加世子、本家の兄・根来鉄兵役で平山浩行、菊村が入居する「やすらぎの郷」に新たなコンシェルジュとして着任する美女の有坂エリ役で板谷由夏も出演する。
<風間俊介(根来公平 役)コメント>
◆初共演の感想は?
宮田とは彼が事務所に入ったときからの縁なのでずいぶん長い付き合いですが、共演は初めて。後輩と一緒にお芝居をする機会はあまりなかったので、僕にとってもすごく珍しい体験です。
今回の共演者はみんな年齢がバラバラなのですが、それを取り払って普段から家族や友人として接していこうという話をしていました。なので今後、宮田が僕に敬語を使うような場面があったら、見かけた共演者がしかることになりました(笑)。これから先、僕はこの作品が終わるまで宮田のことは“公次兄ちゃん”としか呼びません! 2人で先輩後輩の“壁”を乗り越えていきたいと思います。
◆お互いの髪形を見て?
すごく似合っていますね!(宮田から「子供じゃん!」と絶賛され…)今のひと言で安心しました!昔から僕を知ってる宮田がそう言ってくれるのなら、思い切って演じられる気がします。
◆クランクインしたばかりの宮田さんへエールをお願いします。
宮田自身…いや、“公次兄ちゃん”も分かっていることだと思いますが、こんな機会は人生でもうめぐってこないのではないかと思うんです。倉本先生の台本で、これだけの名優たちが集まって、しかも普通のドラマよりはるかに長い時間、役と向き合うことができるなんて…。こんなチャンスはめったにないので、2人で思いっきり楽しんでいこうと思っています。公次兄ちゃんについていくつもりです。
◆視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
2つの物語が精巧に絡み合う面白い作品です。僕らは今のところ片方の物語しか現場を知らないのですが、2つの物語が重なり合ったときにどれだけスゴイことが起きるのか僕自身、楽しみにしています。間違いなく、すべてのドラマ好きが喜ぶ作品になると思うので、ぜひお楽しみに!
<宮田俊哉(根来公次 役)コメント>
◆オファーを受けたときの気持ちは?
最初にお話を聞いたときにまず思ったのは、「嘘でしょ?」。それが、率直な気持ちでしたね。本当にゾワッとして、作品の中に自分が入れるのかめちゃくちゃ不安だったのですが、その一方で大先輩の風間君が一緒だと聞いて安心感もありました。
◆初共演の感想は?
昔、風間君のバックで踊っていた時代はありましたが、お芝居をご一緒するのは初めて!いざ一緒に演じてみて、実年齢は僕の方が年下だし、風間くんは大先輩だし、これは超えなくてはいけない壁があるなと思いました…。僕は皆さんよりひと足遅れて現場に入ったのですが、既にお互いを役名で呼び合うような空気感を風間君が作ってくれていて、やっぱり現場の空気作りがすごく上手だなと思いました。(今後、「公次兄ちゃん」としか呼ばない、と風間に言われて…)お、おぅ!ついて来い!…何だか新種のパワハラを受けている気分です(笑)。
◆短髪になった感想は? また、お互いの髪形を見て感想は?
生まれて初めてです。赤ちゃんのとき以来の短さですね。なんだかスースーしますし、前髪がないという状態に、まだ慣れないですね。ウチの母が元々ジャニーズ大好きで、小さい頃から「堂本光一君の写真を持って美容室に行きなさい」という教育を受けてきたので、この短さを見たらビックリしちゃうと思いますね(笑)。
切った直後にキスマイのグループメールに写真を送ったら、「アリだね!」みたいな返信をみんなが送ってくれたのでよかったなと思いました。藤ヶ谷(太輔)からは「志村けんさんがコントで子供役を演じるときみたいだね」と言われて、「なんか分かる!」と思いました(笑)。
風間君の丸刈りは、なんだかとても幼く見えて、役柄の年齢と違和感がないですね。先輩にこんなことを言うのも失礼ですが、「子供じゃん!」と思いました(笑)。
◆エールを受けて、あらためて抱負をお願いします!
自分がこんなにスゴイ現場に携われるなんてまったく想像していなかったですし、風間君が言うようにこの先、絶対にめぐってこないような大きなチャンスなので後悔はしたくない!違和感なく、きちんと“お兄ちゃん”として存在できるよう頑張らなくちゃと思っています。
◆視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
台本がとても面白く、感動して泣いてしまったところが多々ありました。どの世代の方が見ても面白い作品だと思うので、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、たくさんの方々に見ていただきたいです。
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