無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『全日本○○グラドルコンテスト-アビリティ-』が11月10日に放送された。
この番組は、アイドルグループの活躍や、バラエティ豊かなセクシー女優の登場により、徐々に活躍の場が減少し、まさに“苦境”に立たされている「グラビアアイドル」たちを救うべく、さまざまなテーマに基づいた“グラビアコンテスト”を開催し、グラビアアイドルの原石を見つけ出すスター発掘番組。
11月10日は、日本一“歌のうまい”グラドルを決める「全日本歌姫グラドルコンテスト」を開催。総勢183名によるオーディションを勝ち抜いた5人のグラドルがスタジオに登場し、その自慢の歌声を披露した。
厳正な審査の結果選ばれた5名は、歌声だけではなく“童顔”“Hカップ”、そして“毒舌”という多数の武器を備えた水月桃子、“三十路”を前にもう後がないと本気を見せる白川未奈、ウエスト69センチ、ポチャドル界の秘密兵器・利根さやな、イギリスからやってきたカリーナ、“いま、1番脱げる”シンガーソングライターの藤田恵名。
トップバッターは2012年にデビューし、2014年には「ミスアクション2014」のグランプリを獲得した水月。学生時代は合唱部に所属し、今はアイドル活動でも歌声を鍛えているという水月は、大好きなおばあちゃんからの手紙を涙ながらに読み上げ、「私がおばあちゃんの生きがいだと思うので、おばあちゃんにも見てもらって恩返ししたい」と語り、一青窈の『ハナミズキ』を披露した。
審査は、最新のカラオケ採点機能で判定され、水月の結果は97点。いきなりの高得点に、出場グラドルたちは驚きの表情を見せ、会場内にもどよめきが起こった。
続いて、父親から「30歳過ぎたら芸能界を辞めろ」と言われているという白川は、石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』を披露し、93点を獲得。実家が経営するスナックで日々歌唱力を鍛えている利根は、中森明菜の『少女A』で89点となった。
最初の脱落者が決まる4人目の挑戦では、参加者唯一の海外出身者であるカリーナが登場。「アビリティ運営委員会」のケンドーコバヤシが「おじさんたちはみんなカリーナさんにメロメロです」と話すなか、カリーナは尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』を披露し、95点を獲得。ここで利根の脱落が決まり「正直めっちゃ悔しいです」とその思いを明かした。
そして、5人目の優勝候補・藤田はレベッカの『フレンズ』を披露し、96点を獲得。もう1人の脱落者は白川に決定した。
決勝戦では、予選3位のカリーナからスタート。椎名林檎の『丸ノ内サディスティック』を披露し、88点を獲得。オリジナル感を出したパフォーマンスに、ケンドーコバヤシも「カッコイイ曲がさらにカッコよく表現されていた」と絶賛した。
続いて、藤田は中島美嘉の『GLAMOROUS SKY』を披露。結果は94点となり、ここでカリーナの脱落が決定した。
決勝戦で脱落が決まったカリーナは「楽しかったです。歌い切ったので悔いはない」と語った。そして最後の水月は、緊張した様子を見せながらEvery Little Thingの『Time goes by』を披露。歌唱後、高いキーの部分を裏声でなく、地声で歌ったことについて「ポリープができちゃって、ミックスボイスで歌ってるので裏声が出ないんですよ」と水月がと説明すると、ケンドーコバヤシは「病を乗り越えて…。きみ、1回戦はおばあちゃんの話を持ちだし、2回目は病を持ちだし…。昭和のお涙ちょうだい戦法か」とツッコみ、笑いを誘った。
そして、日本一“歌のうまい”グラドルを決める「全日本歌姫グラドルコンテスト」の優勝者は、95点を獲得した水月に決定。惜しくも1点差で負けてしまった藤田は「やっぱちょー悔しいです」と思わず悔し涙を見せたが、「でも『M-1グランプリ』とかも2位が売れる傾向があるから…」と最後は笑顔で語った。
王者となった水月には優勝特典として、運営委員長のケンドーコバヤシから「私、歌えて挟めるアイドルです」というプロフィールキャッチが授与された。その他、ケンドーコバヤシの個撮による“仕事が舞い込むPV作戦”はAbemaビデオ限定で視聴が可能。
AbemaTV『全日本○○グラドルコンテスト-アビリティ-』
放送日程:11月10日(土)深0時~1時
放送チャンネル:AbemaSPECIALチャンネル
<キャスト>
大会運営委員長:ケンドーコバヤシ
メインMC:川島明(麒麟)
過去放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AKLgxPVYwEsgLP?autoplay=true
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