野村周平が、来年1月スタートのテレビ朝日系『僕の初恋をキミに捧ぐ』((土)後11・15)に主演する。
2005年~2008年まで「少女コミック」(現「Sho-Comi」)で連載され、累計発行部数800万部を超える漫画家・青木琴美の同名コミックが原作。重い心臓病で20歳まで生きられない高校生・逞と、彼を全身全霊で愛する幼なじみの少女・繭の姿を描いたヒューマンラブストーリーだ。2009年には井上真央と岡田将生の共演で映画化され、興行収入21・5億円の大ヒットを記録。実写化はそれ以来、約10年ぶりとなる。
同局連ドラ初主演となる野村は、「主演でやらせていただく以上は人生を捧げるつもりです」と気合十分。「原作の読者の方に恥じないような作品にしますし、いろんな人たちとの絡み合いや人間関係の心のもつれなどを、しっかりと表現できたら」と熱演を誓い、「必ず皆さんに納得いただけるような作品にしたいなと思っていますので、あなたの貴重なナイトドラマの時間を僕たちに捧げてください」と呼びかけた。
ヒロインの繭役は桜井日奈子。野村とは初共演で、「力を合わせて作品を作っていけたら。原作の漫画もすごくすてきですが、ドラマになったときにまた違った魅力を生み出せていけるように頑張りたい」と語っている。
共演はほかに馬場ふみか、松井愛莉ら。脚本は、尾崎将也が担当する。
<野村周平(垣野内逞役) コメント>
◆原作や脚本などを読んだ感想は?
ただキュンキュンしているドラマではないというか。心臓病と向き合う中での葛藤や繭にどう接していけばいいのかなど、そういう人の心の部分が、とてもしっかりと動く作品だなと思いました。桜井さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、とても落ち着いている方ですね。桜井さんのお芝居を見て、自分も成長させていただけたらなと思っています。
◆ご自身にとっての初恋の思い出と言えば?
「本当に人を好きになるって、こういうことなんだ」と覚えたのが中学3年生でした。甘酸っぱい思い出です。
◆恋人同士のどんなシチュエーションに憧れを感じますか?
「ゆず」の歌詞みたいな恋に憧れます。下り坂をくだりながら、ブレーキをゆっくり握りしめながら。海を想像できるような恋をしてみたかったなとは思います。
◆「今、これに全力を捧げている!」というものは?
車やバイクやスケボーなど、いろんなものがありますけど、最近はキックボクシングかな。それと今は役者に注いでいる部分が大きいです。もちろん、この作品にも。まだどういうふうに捧げるかは考え中ですが、主演でやらせていただく以上は人生を捧げるつもりです。
◆最後に意気込みをお願いします。
原作の読者の方に恥じないような作品にしますし、いろんな人たちとの絡み合いや人間関係の心のもつれなどを、しっかりと表現できたらいいなと思っております。必ず皆さんに納得いただけるような作品にしたいなと思っていますので、あなたの貴重なナイトドラマの時間を僕たちに捧げてください。
<桜井日奈子(種田繭役)コメント>
◆原作や脚本などを読んだ感想は?
原作を読んだときは感動してポロポロ涙が出てきてしまいました。そういう作品の良いところをちゃんとドラマでも表現できたらなと思いますし、精いっぱい頑張りたいです。野村さんとは今回はじめましてなんですが、とても楽しい方で(笑)。力を合わせて作品を作っていけたらいいなと思っています。
◆ご自身にとっての初恋の思い出と言えば?
私は小学2年生でした。本当に人を好きになったのはもっと後かもしれないけど、「好きだな」って意識したのはその頃でしたね。
◆恋人同士のどんなシチュエーションに憧れを感じますか?
逞と繭のような、幼なじみというシチュエーションは憧れかもしれません。恋人じゃなくてもすごく距離が近いし、幼なじみだからこそ言葉にしなくても分かり会えるような関係ですし。そういう人と、もしも一緒になれたら最高かなって思います。
◆「今、これに捧げている!」というものは?
筋トレです。13年間バスケットボールをしていたということもあって、体を動かすことが好きなんです。行けるときは毎日くらいの勢いでピラティスに行っています。
◆最後に意気込みをお願いします。
この作品のグッと来る部分はたくさんありますが、一番は2人の純愛だと思っています。原作の漫画もすごく素敵ですが、ドラマになったときにまた違った魅力を生み出せていけるように頑張りたいです。毎週、毎週、見るのが楽しみになっていただけるような作品にしたいと思っているので、よろしくお願いします。
<原作者・青木琴美 コメント>
『僕の初恋をキミに捧ぐ』を実写ドラマ化していただけることになりました。
私にとって、国内では初めてのドラマ化作品になります。
しかも、もっと大切な“初めて”があります。
本作のプロデューサーさんは、学生時代から私の作品を読んでくださっていた方です。
読者でいてくださった方に、映像化のプロデューサーをして頂けるのはこれが初めてです。
作家にとって、これほど感慨深いことがあるでしょうか。
漫画『僕キミ』を描き終え、2009年に実写映画が公開されて9年。
今回のドラマ化で、当時『僕キミ』を読んで(観て)いただいた方々に、逞と繭のことを懐かしく想い出してもらえたら嬉しいです。
そして、たくさんの方々に、新しく出会ってもらえたら嬉しいです。
私も、新しい『僕キミ』で、逞と繭に再会できることを、楽しみにしています。
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