『第60回輝け!日本レコード大賞』(TBS系)の司会者発表会見が行われ、土屋太鳳と安住紳一郎アナウンサーが登壇した。
60回という記念の司会に選ばれた土屋は「60回目の貴重な放送に司会という大役を頂き、光栄すぎて言葉が選び切れません。私は生きている中で音楽に救われてきました。役作りの時や毎朝起きる時にも音楽に励まされて、癒やされて、尊敬してきました。恩返しの気持ちを込めて、全力を尽くしたいと思います」と意気込みを語った。
一緒に司会を務める安住の印象を聞かれた土屋は「以前、番宣でご一緒させていただいたんですが、私がしゃべるのが苦手で下手なんですが、安住さんが隣にいらっしゃると緊張が安心に変わっていく感じで、安住さんの“あ”は安心の“あ”だなと、すごく今でも実感しています」とコメントすると、安住は「うれしい。同僚だと私に対して、腹黒いイメージを持っている人が多いので、後輩とかに聞くと安住の“あ”は悪魔の“あ”と言われる」と。これに、土屋が「そうなんだ(笑)。勉強になります」とコメントすると、会場が笑いに包まれた。
アシスタント時代を含め、2001年からレコード大賞に関わっている安住は思い出を聞かれると「毎年すごくさまざまな出来事があり、印象に残るんですけど、AKB48の皆さんが2011年に『フライングゲット』で受賞した時に、感情が爆発しちゃって、足がもつれてステージに登れない人がいて、メンバーに抱えられながら上がってきて、本当に喜んでいるとこうなるんだなと思った。そして、放送が終わって、幕が下りた後に、AKB48のほぼ全員が涙を流していた。それを他のアーティストの皆さんが肩をたたきながら、“おめでとう”と声をかけて、袖に下がっていった。すごく頑張ってきたアーティストに皆さんの気持ちがこういうふうに発露されるんだなって思った記憶がありますね」と語った。
今回出演するアーティストの方で気になる方はいますかという問いに土屋は「私は氷川きよしさんです。個人的な思いですごく恐縮なんですが、小学校の頃に初めてファンになったのが、氷川きよしさんと武田鉄矢さんで。なので、ひそかに応援したいなというふうに思っています」とコメントし、ズンドコ節を披露。これに安住も参加し、ノリノリで踊っていた。
最後に土屋は「60回の歴史の重さと音楽への愛情を込めて、全力で取り組ませていただきます。ぜひ貴重な瞬間を見守ってください」と語った。
『第60回輝け!日本レコード大賞』
TBS系
12月30日(日)後5・30~11・00