主演・夏帆、監督・武正晴、脚本・足立紳による映画『きばいやんせ！私』の公開日が2019年3月9日（土）に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。
不倫騒ぎで週刊誌に叩かれ、番組のMCを降ろされ、左遷された「クソ女」と思われている女子アナのコジタカこと児島貴子（夏帆）。さまざまな競争や色恋沙汰に疲れ、将来を見失っていた貴子は、自身が幼い頃に過ごしたことのある南大隅町の「御崎祭り」の取材を命じられる。
嫌々ながら、取材のために南大隅町に戻って来たものの力が入らず、おざなりの取材を続けていた貴子。ところが、この町を必死に盛り上げようとしている畜産業の同級生、橋脇太郎（太賀）、役場の職員たち、食堂で働く人や町民らが1300年続く「御崎祭り」を続けるために奮闘していることに触れ、仕事との向き合い方とは何か、生きるとはどういうことかを考え始める。少しずつ元気を取り戻し始めた貴子は、取材に対しても本気になり、この町の伝統文化を伝えたいという使命を感じるようになる。
主人公・児島貴子を演じるのは夏帆。貴子の町の案内役を託された、畜産業で働くぶっきらぼうな橋脇太郎役に太賀。その他、ホテルマンの洋平役を岡山天音、町役場の担当者・田村役を坂田聡、ご当地映画を企画している映画プロデューサー・鏑木役を鶴見辰吾、食堂店主のユリ役を南大隅町出身の愛華みれ、人の良さそうな町長役を鹿児島県出身の榎木孝明、「御崎祭り」奉賛会の牛牧会長役を伊吹吾郎が演じる。
監督は『百円の恋』（14年）、『嘘八百』（18年）、『銃』（18年）の武正晴。脚本は『百円の恋』『嘘八百』『こどもしょくどう』（18年）の足立紳。
解禁されたポスターでは、泥のついた顔でマイクを持つ女子アナ・児島貴子（夏帆）と、同級生の橋脇太郎（太賀）をはじめとした個性的な登場人物たちの姿を見ることができる。「きばいやんせ」とは、鹿児島弁で「がんばれ」の意味。そのタイトルどおり、がんばる元気をくれる笑いと涙の復活エンターテインメントに期待が高まる。
『きばいやんせ！私』
2019年3月9日（土）有楽町スバル座ほか全国ロードショー
監督：武正晴
脚本：足立紳 山口智之
原作：足立紳（双葉社刊、著：工藤晋）
主題歌：花岡なつみ「Restart」
出演：夏帆 太賀
岡山天音 坂田聡 眼鏡太郎 宇野祥平 鶴見辰吾 徳井優 愛華みれ
榎木孝明 伊吹吾郎
配給：アイエス・フィールド
©2018「きばいやんせ！私」製作委員会