2019年春公開の映画「愛がなんだ」の特報映像が解禁された。
本作は、直木賞作家・角田光代が2003年に発表した傑作小説を、主演・岸井ゆきの、共演・成田凌、深川麻衣、若葉竜也、江口のりこらで映画化。監督は、伊坂幸太郎の同名小説を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開が控える今泉力哉。
解禁された特報は、ふとんで目覚め「おはよ」と言い合うシーンから始まる。 テルコ(岸井ゆきの)とマモル(成田凌)が2人一緒に買い食いをしたり、隣に並んで歯を磨いたり、お風呂で髪を洗いっこしたり。テルコがずっと片思いだったマモルとの夢にまで見た幸せな時間を過ごす様子が映し出される。
そして、甘い生活から一転、容赦なくテルコの目の前で締められる玄関のドアと「ありがと、山田さん」というマモルからの冷たい言葉。「どうしてだろう、私はいまだに田中マモルの恋人ではない」。見て見ぬ振りをしていた「現実」を突如突きつけられたテルコが発泡酒を飲みながら、一人たくしく夜道を歩き出す。
映画「愛がなんだ」
2019年4月、テアトル新宿ほか全国ロードショー
<ストーリー>
28歳のOLテルコ(岸井)は一目ぼれしたマモル(成田)に想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。
けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3か月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
監督:今泉力哉
脚本:澤井香織、今泉力哉
出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ
配給:エレファントハウス
公式サイト:http://aigananda.com/
©2019映画「愛がなんだ」製作委員会