映画「マスカレード・ホテル」完成披露試写会が行われ、木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、濱田岳、菜々緒、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、生瀬勝久、松たか子、石橋凌と鈴木雅之監督が登壇した。
東野圭吾原作「マスカレード」シリーズの第一作「マスカレード・ホテル」の発売から7年の歳月を経て、待望の実写映画化。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮し、連続殺人事件の真相に迫るミステリー。
連続殺人犯を追う刑事・新田役の木村は「完成披露試写会という会を持てたことに感謝していますし、ありがたく思っています」とあいさつ。また豪華キャストが一堂に会したことについて「こんなたくさんいらっしゃるなんてありえないですよ!」と驚きながらも「映画のポスターにお顔が乗られている方がほぼ集まっていただけてうれしいですし、あらためてすごい作品に携わっているんだなと思いました」と語った。
新田の元相棒の刑事・能勢を演じた小日向が「2001年のドラマ『HERO』で初めて木村君と共演させていただいて。そこから末次事務官と久利生公平という関係が続いていたんですが、今回の映画では刑事の相棒としてご一緒できました。僕としても記念すべき作品になりました」と笑顔で話すと、木村が「さっきも裏でスタンバイしていた時に『僕って元相棒だよね?今は相棒じゃないよね?』って僕に確認してくるんですよ。それが終わったら、携帯を取り出して長澤さんに『写真撮って!』ってお願いしてて。数少ない緊張しない先輩です」と笑った。
また、宿泊客役の松たか子と濱田岳も『HERO』に出演。木村は「松さんは、お互いがお互いを把握した上で撮影や作業を進めることができた」と振り返ると、松は「今後も精進いたします!」と謙遜した。
濱田は「僕もこうやってまた、木村さんや皆さんにお会いできたのがうれしいです。ただ、今回の役どころが怪しい宿泊客なので何にも言えなくて、すみません」と。
そんな中、ホテルマン・山岸を演じた長澤は、撮影中に木村とある人の関係性が面白いと感じたそうで「木村さんと生瀬さんなんですけど、お2人は深い信頼関係があるんだなと感じました」と話すと、生瀬が「実は20年ぐらい前に深夜のコント番組を一緒にやっていたんです。木村君とコントは一緒にやってたけど、ドラマやお芝居でご一緒するのが今回が初めてで。役作りについて相談もさせて…してなかったか。でも、楽しいひと時を過ごしました」と。
すると長澤は「見ていて2人は楽しそうで、周りが見えてないのかなっていうくらいうれしそうに話してました。うらやましかったです!」と明かすと、「そんなにイチャイチャしてた?」とうれしそうな生瀬に対し、木村が「それは話を盛りすぎ!」とツッコんだ。
本作では、勝地涼と前田敦子も共演しており、勝地が「僕はあっちゃんをストーキングする役だったんですが、ストーカーするうちにいつの間にか結婚してました!」と報告。その後、『洞察力はあるほうか?』と質問された木村が「さっきご本人も言ってましたが、まさか勝地君と前田あっちゃんが結婚するとは。撮影のときは全く見抜けなかった。あとでじっくり取り調べしたいと思います」と詰め寄り、「いや、あの時はまだ付き合ってはいなくて…」と焦る勝地だった。
最後に木村が「今日、登壇した以外の方々の魅力あるワンカットワンカットが積み重なっています。ぜひすべて受け取っていただけたら」とメッセージを送った。
映画「マスカレード・ホテル」
2019年1月18日(金)公開