高畑充希「“おじキュン”をはやらせたい」『メゾン・ド・ポリス』1・11スタート

ドラマ
2019年01月07日

『メゾン・ド・ポリス』 高畑充希主演『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の完成披露試写会が行われ、主演の高畑や西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣が登壇した。

 高畑が初めて刑事役に挑戦した本作。主人公の新人若手刑事・牧野ひより(高畑)が退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありの“おじさま”たちに振り回されながら事件を解決していく一話完結の刑事ドラマだ。

 高畑は「初めての刑事役ということでドキドキしながら現場に入ったんですけど、皆さんとの撮影が和やかで毎日現場に行くのが楽しいドラマになっています」とあいさつ。

 さらに、役作りについて聞かれると「ひよりがどういう人なのかというのを監督たちと話し合って、あまり女の子っぽくないイメージになっていったので、髪の毛もパツンとしていたほうがひよりっぽいのかなと。そしたら、この世で一番無駄なドライヤーの時間が減ってとってもすがすがしい気持ちです(笑)。髪を切ってスーツ着たら、すごく強くなれた気になるんです。ひよりは気持ちも強い人なので、気持ちもアクティブになっていきました」と語った。

 メゾンの使用人でありながら元捜査一課の敏腕刑事という経歴を持つ夏目を演じる西島は「今回、充希ちゃん演じるひよりという刑事をここにいる全員で父親代わりのように育てていくドラマでもあります。優しく、時には厳しく指導して立派な刑事に育てていきたいと思っています」と。

 メゾンの管理人で現場経験のない元刑事・高平を演じる小日向は「最近は、スタッフも含めて僕が一番年上だったりすることも多くなってきたんですけど、今回は近藤“まさひこ”さんと」とあいさつするも、近藤が名前を間違えられたことにすかさず反応し「おい!(笑)」とツッコミ。小日向は「すみません、緊張して(笑)」と謝りつつ、「この方々がいることで、僕は甘えたい気分になります。高畑さんだけずば抜けて若いですけれども、孫を見ている気分です」と語った。

 メゾンの住人で元科捜研のエースのキザな藤堂を演じる野口は「ドラマの出演は同じ金曜ドラマの『ケイゾク』以来、20年ぶりに戻ってきました。何か縁があるのかもしれないです」と。

 メゾンの住人元叩き上げの熱血所轄刑事・迫田を演じる角野は「今までは女房と母親の間で板挟みになったり、上司と部下の間にサンドイッチになったりと軟弱な役が多かったんですが今回は、所轄の叩き上げで言葉は乱暴、柔道は強い、そんな役がきて本当にうれしいです(笑)」と明かした。

 メゾンのオーナーで元警察幹部の伊達を演じる近藤は「僕は親譲りの金持ちで大きい家を持っているおじさん。なぜこんな人たちを集めているのかと不思議で、台本を読みながら『私はいったい何者?』と探っているところです。とにかく展開が早く、このドラマの行方はどうなっていくのか、ひよりはなぜ警察官になったのか、謎がコロコロと転がっていきます。お楽しみに」と、見どころも交えながらあいさつをした。

 おじさまたちのギャップについて問われた西島は「普段、メゾンでだらだらしている姿と、捜査をしている姿がギャップがあります」と語り、高畑も「おじさま方がすてきで、どんなタイプもいらっしゃるので、誰でもお好きな方が見つかると思っています」と。そんな高畑は「“おじキュン”っていう言葉をはやらせたいんですけど、今のところ、私しか使っていない」と苦笑交じりに語り、会場にいる人たちに使ってほしいとアピールをしていた。

金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』
TBS系
1月11日(金)スタート
毎週金曜 後10・00~10・54

出演:高畑充希、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣

原作:加藤実秋「メゾン・ド・ポリス」シリーズ(角川文庫刊)
脚本:黒岩勉『モンテ・クリスト伯』、『僕のヤバイ妻』、『ストロベリーナイト』
演出:佐藤祐市(共同テレビ)『絶対零度』『ストロベリーナイト』
プロデューサー:橋本芙美(共同テレビ)『マルモのおきて』『フリーター、家を買う。』

©TBS

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