2月22日(金)公開の映画「凜-りん-」のプレミアム試写会が行われ、佐野勇斗、本郷奏多、須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、平祐奈、石田ひかり、池田克彦監督が登壇した。
芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹が2007年に舞台用に書き下ろした長編サスペンスを、佐野勇斗と本郷奏多のダブル主演で映画化した本作。ドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」などで演出を手掛けた池田克彦が監督を務め、原作の又吉が脚本監修として参加している。
本作が初共演となる佐野と本郷。佐野は本郷の印象について「ミステリアスだと思ってたけど、LINEも交換してくれて、優しい先輩です」と語ると、須賀と櫻井は「俺らはそこまでいかなかった」と驚きの表情を。一方の本郷は「佐野君は真っすぐでいい子。ダークな部分が見えない」と後輩をたたえた。
撮影中のエピソードについて聞かれると、須賀は「マシュマロやお肉を焼いたりして、共演者と絆ができた。撮影中、本郷から『須賀健太、好きやわ』と言われたのがうれしかった」と。オーディションで役を射止めた櫻井は、「共演者がそうそうたる方々だったのでプレッシャーでした」と本音を。同じくオーディションを勝ち抜いた亀田も「プレッシャーで、櫻井と2人で震えながら帰ってました」と笑わせた。
公開がバレンタインデー後ということで女性陣の石田と平には、「チョコレートをあげるなら誰?」と質問が。平は「仏様!」と、大仏様と間違えたものの須賀を選択。「ビジュアルがかわいい。お供えしたくなると」と答え、会場を和ませた。石田は、佐野が演じる息子の耕太と回答。これには佐野もホッとした表情で「良かった」ともらしていた。
映画「凜-りん-」
2月22日(金)全国ロードショー
主演:佐野勇斗、本郷奏多、須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、大沢ひかる、平祐奈、椿鬼奴、須田邦裕、片桐仁、堀部圭亮、勝村政信、石田ひかり、山口紗弥加ほか
監督:池田克彦
脚本:渡邉真子
原作・脚本監修:又吉直樹
配給:KATSU-do
公式サイト:http://rin.official-movie.com/
公式Twitter:@movie_rin
<STORY>
高校2年生になる野田(佐野勇斗)が通う村の高校に、東京からの転校生・天童(本郷奏多)がやって来た。不思議な雰囲気を持つ天童はすぐにクラスに溶け込み、野田とも他愛ないことで笑いながら日々を過ごしていた。
そんなある日、野田の友人の1人が忽然と姿を消す。村に語り継がれる「100年に一度、村から子供が消える」という伝説が人々の頭をよぎる中、また1人、友人がいなくなる。小さな村は混乱し、転校生の天童(本郷)に疑いの目が向けられていく。