アニメ映画「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」(2月8日公開)の完成披露舞台あいさつが都内で行われ、ゲスト声優を務めた飯豊まりえ、チュートリアルの徳井義実、原作者の北条司らが出席した。
全世界で5000万部を超え、今もなお絶大な人気を誇る『シティーハンター』の20年ぶりの新作で、新宿を舞台に完全オリジナル版で復活する。
イベントには、冴羽リョウ役の神谷明、槇村香役の伊倉一恵、野上冴子役の一龍斎春水、美樹役の小山茉美、監督のこだま兼嗣らのレギュラーメンバーも登壇し、会場を盛り上げた。
オネエのファッションデザイナー・コニータ役を務めた徳井は、イベントで主人公・冴羽リョウと同様に無類の女性好きと紹介され「僕の女性好きも、“女性好きってこんなにカッコいいんだ”って冴羽リョウから教わっていますので。あんなにストレートに欲望を出していいんだって。僕は北条先生が生み出してしまったモンスターですね」と語り、笑いを誘った。
さらに、女性を口説く方法を聞かれると「冴羽リョウから学んだところは、やっぱりストレートなところなので、“もっこり”を見せつければそれで」とコメント。真顔で見つめる飯豊に気づき「まりえちゃんの視線がすごく痛いです…」と気まずそうな表情を浮かべた。
冴羽に護衛を依頼するモデル・進藤亜衣役を務めた飯豊は、今回声優に初挑戦。「母が“シティーハンター”の大ファンで、親孝行です!母がすごく喜んでくれて、私もすごくうれしかったです」と目を輝かせた。
初めてのアフレコでは驚きの光景があったようで「収録をする時にアニメーションを見ながらお芝居ができると思っていたんですけど、アニメが絵コンテのまんまでビックリしました。間に合わなくて、事故じゃないですけど、トラブルがあってアニメーションができていないのかと思いました」というエピソードを。徳井も「まりえちゃんもなんだ?俺だけ完全にナメられてる、やっつけ仕事をされていると思っていたんだけど」と安堵の表情に。「最近のアニメーションというのは、ほとんどの作品が同時進行なんです」と神谷から説明を受けて、納得した様子だった。
冴羽リョウの生みの親である北条は、「これは昔のまんまの“シティーハンター”です。『このセクハラの時代に、こんな映画を作っちまったよ、俺たち。どうすんの?』みたいな気持ちがありますね」と笑った。
※リョウは正しくは、けものへんに「尞」
「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」
2月8日(金)公開
©北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会