無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『ラップスタア誕生!』シーズン3の最終回が1月30日に放送された。
この番組は、次世代Japanese HIPHOPの真価を見定めるべく、参加者が即興フリースタイルではなく、自らの生い立ち・人生など「自己紹介」をテーマにしたリリックで挑み、日本全国にいるラッパーたちの中から、次世代を担うラッパー“ラップスタア”を誕生させるためのオーディション番組。
最終回となる1月30日は、シーズン3のファイナルステージの模様を放送。2018年10月10日よりスタートしたシーズン3では、これまでで最多の約300名以上の応募が寄せられ、ハイレベルなラッパーたちが多数集結。その中から、JosephBlackwell、Flight-A、SANTAWORLDVIEW、¥ELLOW BUCKS、そして敗者復活を果たしたJuaの5名がファイナルステージに勝ち残った。
トップバッターは「HIPHOPが好きすぎて、この番組に出れたおかげで一皮むけた気がします」 と話すJua。トップバッターの緊張感を全く感じさせない圧巻のパフォーマンスで会場を1つにした。
2番目に登場したSANTAWORLDVIEWは「誰を見に来たんだよ?俺だろ?」といつものビッグマウスで登場し、力強いパフォーマンスを披露。審査員のSEEDA、HUNGERも「会場との一体感がすごかった」とSANTAWORLDVIEWのパフォーマンスを絶賛した。
3番目は「HIPHOPに恩返しがしたい」と話す¥ELLOW BUCKS。故郷の岐阜県高山市とHIPHOPを誰よりも愛する¥ELLOW BUCKSのパフォーマンスに、審査員のANARCHYは「超やばかったです。故郷への愛とか、これぞHIPHOPっていう良いライブを見させていただきました」とコメントした。
4番目のFlight-Aは、自身を取り巻く環境や、音楽活動を支えてくれた家族、友達への想いをのせたパフォーマンスを披露。ライブを終えたFlight-Aに対し「思わずグッと来た」と話す審査員が続出し、観客からもたくさんの拍手が沸き起こった。
ラストを飾るのは、2ndステージをトップで通過した沖縄県出身のJosephBlackwell。「俺にしかできないラップスタアになりたい」と思いを語るJosephBlackwellは、自身の世界観を存分に披露するパフォーマンスで会場を巻き込み、観客の大声援を受けた。
全5組によるパフォーマンスを終え、シーズン3の優勝者は、¥ELLOW BUCKSに決定。「うれしいすね。さっきも言ったけど、気付いたらここまできて、こんなんもらってるでしょ?もうヤバいね、ラップスタア最高!人生最高!みんなマジでありがとうございます」と喜びを語った¥ELLOW BUCKSには、優勝賞金300万円が贈呈された。
総評として、ANARCHYは「こんなに審査することが大変なことはなかった」と答え、審査員長のKダブシャインは「甲乙つけにくく、本当に審査に苦労しました。これから乗り越えていかなきゃいけないこともあると思うけど、しっかりやって、今のままの気持ちを曲に落とし込んで作品作って活動していければ、HIPHOPやってる奴、みんなが愛してくれる存在になると思う。30年HIPHOP聞いてるけど、いまだにこんな楽しいものを見れるんだと思って。『ラップスタア誕生!』の面白さをあらためて世に伝えていきたい」と語った。
AbemaTV『ラップスタア誕生!』シーズン3
最終回放送日:1月30日(水)後11時~深2時
放送チャンネル:AbemaSPECIALチャンネル
過去放送URL:https://abema.tv/video/title/90-1163
<出演者>
番組MC:斎藤司(トレンディエンジェル)
主宰:RYUZO
アシスタント:バッドナイス常田
<審査員>
Kダブシャイン
ANARCHY
SEEDA
HUNGER
伊藤雄介
<出場者>
Jua
SANTAWORLDVIEW
¥ELLOW BUCKS
Flight-A
JosephBlackwell
番組公式サイト:https://rapstar.jp/
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