映画『血まみれスケバンチェーンソー RED』の完成披露試写が行われ、主演の浅川梨奈をはじめ、あの(ゆるめるモ!)、日高七海、替地桃子、護あさな、佐野いずみが舞台あいさつに登壇した。
この日のイベントは“ドレスコード”が課されており、セーラー服などのコスプレに身を包んだ観客が客席を埋め尽くした。
セーラー服に下駄、血のりメイクで登場した浅川は「宇宙初解禁です!」と喜び、「一番大変だったことは、ふんどしですね。ふんどしって寒いんです!撮影は3~4月でしたが、山奥だったので寒い!ふんどしになるとスースーするんです」と撮影を振り返った。
浅川は「ベストフンドシストアワード 2018」を受賞し、授賞式にも出席。周囲から「それは何なの?(笑)」とツッコまれつつ「私も聞きたい(笑)。この映画とともにふんどしを布教していきたいです」と意気込んだ。
メガネに金髪&白衣姿で登壇したあのは、撮影を通じて「ずっと黒目を上に向けるようにしていて、演技中あまり前が見えなくて…」と苦労を明かし「変顔もいっぱい見られるので注目してほしいです」とアピールした。
2人の対決シーンは豪雨の中で撮影されたそうで、浅川は「普通は撮影中止になる大雨、大嵐、強風でテントが壊れるレベル」「いままでの撮影で一番ハードだった」と過酷さを説明。寒さもあって、毛布を被って出番を待っている間に「落ちてしまった」と話し「目が覚めたら足をお湯につけて寝ていました。気を失って倒れたらしい…」と明かした。
そのシーンを撮影時の日高、替地、護、佐野について、浅川は「4人は温かい小屋でお休みになっていて、うらやましかったです…」と恨み節。慌てて「起きてたよ!(笑)」と佐野が説明するも、浅川は「『起きてた』って言うけど、撮影現場に来た時、超寝起きの顔でした」と疑い、会場は笑いに包まれた。
メガネに作業服姿の日高は、自身の役柄について「原作は巨乳で背が高いお姉さんなので、見た目は似てない(苦笑)」と言いつつ「中身がオタクな部分は似ています」と。
“改造死体”としてこの日も、両手がドリルで、マイクさえも自分では持てない状態で登場した替地は、撮影での苦労を聞かれ「内股ですね」と語ったが、浅川、護らから「たくさんあったのにそこ?」「もっとあるでしょ!」とツッコまれた。
護は舞台あいさつ時の姿とは異なる劇中での“変身”に触れ「周りが爆笑してて、『進まねぇな、撮影…』って思いました」と苦笑い。強烈な変身バージョンを予告し「いまのこの姿を目に焼き付けた上で、見ていただければ」と呼びかけた。
佐野は劇中、得意のアクションを披露しているが「いままでの練習でもここまで『殴る』ことにこだわったのは初めて。いままでできなかった殴り方も足されています」と語った。
この日はバレンタイン前日ということで、真っ赤なケーキが登場し、登壇陣はチェーンソーやドリルなど、それぞれの武器を手に“ケーキ入刀”を敢行した。
最後に浅川は「インパクトのあるパンチの強い作品になっています。キャスト一同、魂を込めて撮影しました。前作も素晴らしいですが、それを超えていける作品にしていけたらと思います!」と力強く前作超えを宣言した。
『血まみれスケバンチェーンソーRED』
2月22日(金)ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場でロードショー
<STORY>
自前のチェーンソーを持ち歩く鋸村ギーコ(浅川梨奈)はうぐいす学園に通う女学生。ある日、同級生の碧井ネロ(あの)が創り出した改造死体たちに襲われ始める。迫り来る改造死体たちを撃退して行きながら、首謀者のネロのアジトに乗り込み直接対決を試みる。なぜ、ギーコを執拗に襲うのか!?それには衝撃の理由があった!ネロとの苦闘、そして鎧をまとった新たな敵との遭遇。彼女はうぐいす学園新生徒会ガーディアンズの総長ネメシス(護あさな)。ギーコ絶体絶命のピンチに!!
監督:山口ヒロキ
脚本:福本充則
出演:浅川梨奈 ほか
配給:プレシディオ
公式HP:http://www.vap.co.jp/chimamire/
©2019三家本礼・KADOKAWA刊/うぐいす学園3年A組