柴咲コウ主演の『連続ドラマW 坂の途中の家』(WOWOWプライム)のキービジュアルが解禁された。
本作は、WOWOWドラマ初出演となる柴咲コウを主演に迎え“家庭に潜む究極の心理サスペンス”と称賛された角田光代の「坂の途中の家」を連続ドラマ化。
無意識に娘の子育てにストレスを感じていた柴咲演じる専業主婦の山咲里沙子は、たった生後8か月の我が子をお風呂に落として虐待死させた女性・安藤水穂の裁判に補充裁判員として参加することになる。最初は激しい嫌悪感を抱く里沙子だったが、裁判を通して被告の人生に触れ、自らと被告を重ね合わせ翻弄されていく。
そんな里沙子の心に浸食していく被告・安藤水穂役を演じるのは水野美紀。また、裁判に参加するようになり、明らかに平常心を失い始めた里沙子を心から心配する夫・陽一郎役に田辺誠一。里沙子の義理の父母となる里子役と和彦役に風吹ジュンと光石研。里沙子の実の母親・三沢富路子役には高畑淳子。
里沙子と同じく裁判員に選ばれた出版社の編集長・芳賀六実役に伊藤歩。被告の水穂の心の闇に気づかず我が子を失ってしまった悲劇の夫・寿士役に眞島秀和。さらに法廷で最愛の孫の命を奪った被告に詰め寄る義母役に倍賞美津子。
その他、桜井ユキ、松澤匠ら実力派が集結し、角田光代の傑作小説の映像化に挑む。
解禁されたキービジュアルは、物語に登場する母親たちの混沌とした心情を表現した“歪んだ空間”の中で、赤ん坊を抱きかかえ、どこか不安げな表情を見せながらも凛とした母親の強さを感じさせる柴咲の真っすぐなまなざしが印象的なビジュアルに仕上がっている。
『連続ドラマW 坂の途中の家』
WOWOWプライム
4月27日(土)後10・00スタート
全6話(第1話無料放送)
<ストーリー>
山咲里沙子(柴咲コウ)は、3歳の娘・文香と夫と3人で平穏な日々を送っていた。そんな時、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦の母親・安藤水穂が、生後8か月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。裁判所での面談を経て、里沙子は、裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれる。同じ子供を持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、裁判の開廷後、徐々に安藤水穂という被告自身の境遇に自らの過去の記憶を重ねていく。家庭という密室で、夫婦、そして親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていく─。
原作:角田光代「坂の途中の家」(朝日文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子(『人魚の眠る家』)
監督:森ガキ侑大(『おじいちゃん、死んじゃったって。』)
音楽:山口由馬
出演:柴咲コウ 田辺誠一 伊藤歩 眞島秀和 桜井ユキ 松澤匠 松本笑花 西田尚美/倍賞美津子 高畑淳子/佐藤めぐみ 滝沢沙織 利重剛 酒井美紀
光石研 風吹ジュン 水野美紀
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/sakaie/