3月15日(金)公開の「えいがのおそ松さん」完成披露舞台あいさつが行われ、櫻井孝宏、Dream Ami、藤田陽一監督、脚本家の松原秀、MCのハライチ・岩井勇気が登壇した。
本作は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、2度にわたって制作・放送されたTVアニメ「おそ松さん」の劇場版。
二十歳をすぎても“クズ”で“ニート”、しかも、全員“彼女ナシ”で“童貞”。ダメだけど、どこか憎めない大人に成長した松野家6兄弟が主役として描かれた、予想不能なギャグコメディとして、2016年度の流行語大賞にノミネートされるなど社会現象を巻き起こした。
完全新作となる劇場版には、高校生時代の6つ子たちも登場し、「おそ松くん」と「おそ松さん」をつなぐストーリーが、初めて明らかになる。“笑い”はもちろんまさかの“青春”や“感動”も詰め込んで贈る「おそ松さん」の新境地。
映画化について、おそ松役の櫻井孝宏は「冗談っぽく映画みたいなって言ってたりしてたんですけど、まさか本当にこんな日がくるとは…ちょっとは思ってたんですけど(笑)」と語ると、MCの岩井がすかさず「いや、この盛り上がりならそうですよね」と。
櫻井が「皆さんがこの作品に何を期待して見に来ているのか。この作品の面白さは皆さんが知っているので、楽しんでいただければなと思ってます。松原秀さんの爆笑の脚本を楽しんでください」と呼びかけると、脚本の松原は「僕も完成したのを今日、初めて見るので緊張してます。ホームなので笑ってほしいです」と語った。
主題歌を担当したDream Amiが「LINEスタンプ使ってたりしたので、話を頂いてうれしかったし、光栄でした。やるからには自分で作詞したいなって思って、過去1番時間がかかりました。今日に至るまでずっと不安はあって、皆さんの反応もドキドキしてます。ステージ出る前に3人から『主題歌とてもいいですね』って言ってもらえたので、やっと良かったんだって思えました」と語ると、櫻井が「おじさん3人はニコニコして話しかけてました」と返し、会場を笑わせた。
藤田監督は「初めて見ていただくので緊張してます。おそ松のテイストを全部入れたので、好きなテイスト、嫌いなテイストあるかもしれないです。でも、おそ松なんで気楽に楽しんでもらえればいいかなと思います」とメッセージを送った。
舞台あいさつ後、初お披露目の18歳の6つ子も登場し、会場は歓声に包まれた。
劇場版「えいがのおそ松さん」
3月15日(金)全国ロードショー
原作:『おそ松くん』赤塚不二夫
監督:藤田陽一
脚本:松原秀
キャスト:櫻井孝宏 中村悠一 神谷浩史 福山潤 小野大輔 入野自由 ほか
キャラクターデザイン:浅野直之
音楽:橋本由香利
アニメーション制作:studioぴえろ
配給:松竹
公式サイト:https://osomatsusan-movie.com/
公式Twitter:@osomatsu_movie
©赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019