アニメ映画『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の公開記念舞台挨拶が行われ、神谷明、伊倉一恵、山寺宏一、戸田恵子、ゲスト声優の飯豊まりえ、こだま総監督、そして原作者の北条司が登壇した。
同作は、原作の発行部数が全世界で5,000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る「シティーハンター」が、2019年に長編アニメーション映画として復活を遂げた。
作品を観終わったばかりの観客に北条が「面白かったですか!?」と呼びかけると、大きな拍手が起こり、「マジ感動してる(笑)。ゾクゾクしている!」と大興奮。さらに神谷が「俺は呼んだのは“君たち”だろ?」と劇中のせりふを使って会場に呼びかけると、会場からは大きな歓声が巻き起こった。過去のテレビシリーズに出演していた山寺は「冴羽に一番やられた男、シティーハンターに育てて頂いた者としてこの舞台に立つことが出来てうれしく思います」と挨拶した。
「シティーハンター」にキャッツ♡アイの3人が登場すると知った時の感想を聞かれた北条は「来たなと(笑)。いつかは来るだろうとは思っていたのですが」とコメント、戸田も「こんな機会を頂けるとは夢にも思ってなくて。とても懐かしい時間を過ごさせて頂きました。そして周りにこんなにもシティーハンターとキャッツ♡アイのファンがいたんだと気づかされました」と語った。
20年ぶりにアフレコを行った感想を聞かれた神谷は「演技のテンポやスピード感に不安があったんですが、スタジオに入ってレギュラー声優さんの声を聞いた瞬間にあっという間に戻りました」とコメント。伊倉も「神谷さんの“もっこり”を聞いた瞬間戻りました(笑)」と笑いあった。
声優初挑戦となった飯豊は出来上がった作品に対して「自分の名前が入っていて、声も入っていて、というのが言葉に出来ないくらい凄く嬉しかったです。一生の宝物です」と出演できたことへの感動を熱弁。そんな飯豊の演技についてこだま総監督が「第一声を聞いた時、若い声が聞こえたんですね」とコメントし、シティーハンターのレギュラー陣から総ツッコミを受ける場面もあったが、「お芝居が始まった時に劇中のキャラクターがまんま喋っている感じがして、楽しくてしょうがなかったです。本当に嬉しかったです」とその演技を絶賛した。
山寺は「テレビシリーズではデビュー2年目くらいだったんですが、番組レギュラーで色んな役をやらせて頂きまして。今回久々にアニメ化されるというのをネットの記事で知ったんですが(笑)、俺にも話がくるのかなぁ~って待っていて。ドローンの音でもなんでもいいから出たいなと思っていたら凄い役でオファーを頂いて、プレッシャーもありましたが、嬉しかったです」と御国役のオファーを受けた感動を語った。山寺の出演に対して神谷も「プロデューサーと絶対出て貰おうねと話していて、この様な素晴らしい役で出演して頂けて僕も感激しています」とコメントし、会場からは歓声が飛んだ。
『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』
2月8日より大ヒット上映中