ミュージカル「Red Hot and COLE」のフォトコール&囲み取材が行われ、主演の屋良朝幸、鈴木壮麻、彩吹真央が出席した。
屋良朝幸が、ブロードウエイで活躍し、アメリカのポピュラー音楽史に多大な足跡を残したソングライターと、その名曲をたっぷり紹介するレビュースタイルのステージ「ブロードウェイ・ショウケース」シリーズの第3弾。今作では、作詞作曲家コール・ポーターの半生を軸に、ポーターと愛妻リンダの不思議な関係、数奇な人生とポーターを取り巻くさまざまな人物を名曲の数々でつづる。
コール・ポーターを演じることに対し、稽古中は悩むこともあったという屋良が「皆さんにほんの一部分ですが見ていただいたことで、何か自分の中でガッと開いたものがあったので初日が楽しみになりました」と心境を明かすと、鈴木は「とも君(屋良)の芝居を袖で見ていて、またすごいところに行ったぞと。何かクリエイティブなところでシフトアップしたのを感じて、僕も頑張ろうと思いました」と屋良の熱量に触発された様子だった。
そして、「今回はダンスが見どころ」と力を込めた屋良は、「僕が普段やっているようなダンスとは違う、コンテンポラリー風なものなんですが、ダンスパフォーマンスだけでショーとして見れるくらい。振り付けの加賀谷(一肇)君がする振り付けがすごく好きで。すごく見てもらいたい」と意気込んだ。
また、鈴木がカンパニーを率いる屋良について「誰よりも早く振りを覚えて、誰よりも正確に歌を歌う。僕らはお父さんの背中を見て育っている感じ」と絶賛すると、屋良は「俺がお父さんって変でしょ(笑)!」と照れ笑い。すると、鈴木は「じゃあ、主役の背中を見て育っている感じかな。この人と一緒に作っていける、支えていけるということが、役者として人としてうれしい」とあらためて絶賛した。
ミュージカル「Red Hot and COLE」は、3月1日(金)~17日(日)まで東京・博品館劇場にて上演。その後、大阪、静岡、愛知公演が実施される。