3月2日(土)放送の『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)最終回で、タキシード、ウエディングドレス姿を披露する野村周平、桜井日奈子よりコメントが到着した。
最終話では、逞(野村)が心臓移植について葛藤するさまが描かれる。逞は、自分の命をつなぐには昂(宮沢氷魚)の心臓を移植するのがより確実な方法だが、昂の母・小百合(山下容莉枝)や弟の律(佐藤寛太)、そして恋人の優美(松井愛莉)の悲しみに触れてしまうと、どうしても踏み切れない。
いっぽう母のえみ(石田ひかり)と父の寛貴(児嶋一哉)がドナーが現れたことを喜ぶ気持ちも痛いほどよく分かる逞。さらにえみが繭(桜井)にこれまでつらく当たってきたことを謝り、和やかなムードで仲直りしている姿を見て、身を引き裂かれるような思いを感じた逞は、とうとう病院から逃げ出してしまう。
そんな逞と繭の下したある決断からつながっていく病院での結婚式のシーン。撮影について「ものすごく恥ずかしかったです」と照れる野村に対し、桜井は「ウエディングドレスは、特別な撮影じゃないと着る機会がないので、テンションが上がりました!」とにっこり。
そして桜井は「本当にしたいと思うことを信じ、前を向く逞と繭の姿を通して、見てくださる皆さんにも何かが届けられればうれしい」と、野村は「手探りしながら頑張って懸命に演じた」とコメントを寄せている。
<野村周平(垣野内逞役)コメント>
◆病院で結婚式のシーンを撮影されていかがでしたか?
新郎役として結婚式の撮影に臨むというのは、今回が初めてだったんです。正装した他の演者さんに囲まれ、ちゃんとタキシードも着こんで、ものすごく恥ずかしかったですよ。桜井さんのウエディングドレス姿は、もう本当にきれいでしたね!
◆ついに最終回ですが、これまでの感想や視聴者の方へメッセージをお願いします。
逞のように一途に一人の女性を愛して、懸命に生きようとする。こういう、真っすぐな少年というのは、今まで自分が演じてきた中でもあまりなかった役柄だと思います。本当に自分に合っているかどうか、正直に言えば不安もありました。それでも手探りしながら頑張って懸命に演じたので、最終回も絶対に見てほしいです!
<桜井日奈子(種田繭役)コメント>
◆病院で結婚式のシーンを撮影されていかがでしたか?
物語もクライマックスに近くて緊張しちゃって、撮影前日は夜中の3時に目が覚めました(笑)。ウエディングドレスは、特別な撮影じゃないと着る機会がないので、テンションが上がりました!ちゃんとした形の結婚式で花嫁役を演じるのははじめてで、しかも場所が病院だったので、とても貴重な経験でしたね。野村さんのタキシード姿はすごく決まっていて、初見できゅんとしました!
◆ついに最終回ですが、これまでの感想や視聴者の方へメッセージをお願い致します。
この作品の撮影が始まってから、人生は選択と後悔の繰り返しだな、と感じるようになりました。繭も逞も後悔してはいるんですが、限られた時間を精いっぱい生きよう、輝かせようとしています。そして二人は徐々に自分たちのやりたいことを信じて、選択し始めるようになるんです。その姿勢に私も共感を覚えています。本当にしたいと思うことを信じ、前を向く逞と繭の姿を通して、見てくださる皆さんにも何かが届けられればうれしいと思っています。
『僕の初恋をキミに捧ぐ』最終話
テレビ朝日系
3月2日(土)後11・15~深0・05
©テレビ朝日