中井貴一×佐々木蔵之介W主演の映画『嘘八百』続編の追加キャストが発表された。
2018年1月に公開された前作は、茶の湯の聖地・大阪堺を舞台に、中井貴一演じる大物狙いで空振りばかりの目利き古物商・小池則夫(中井)と、佐々木蔵之介演じる腕は立つのに落ちぶれくすぶっていた陶芸家・野田佐輔(佐々木)が出会い、タッグを組んで、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み幻の利休の茶器で一攫千金を狙うストーリー。
続編となる今作では、再会した則夫と佐輔が、数知れぬお宝が眠る古都・京都と堺を股にかけ、利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器をめぐって、再びタッグを組む。さらに、2人と幻の茶器に深く関わってくる着物美人の志野を広末涼子が演じる。
作品を手がけるのは、前作に続き、監督・武正晴と脚本家・今井雅子×足立紳の強力チーム。今回も、今井と足立によるオリジナル脚本となる。
前作に続き、佐輔の妻・康子役の友近、則夫の娘・いまり役の森川葵、佐輔と康子の息子・誠治役の前野朋哉、則夫と佐輔に協力する飲み屋「土竜」チームの坂田利夫、木下ほうか、宇野祥平、学芸員役の塚地武雅、文化庁の役人役の桂雀々らが続投。
そして、今作から新たに加藤雅也、竜雷太、山田裕貴、吹越満、坂田聡、冨手麻妙、山田雅人、国広富之らが参戦する。
<キャスト>
中井貴一:小池則夫役…大物狙いで空振りばかりの古物商。
佐々木蔵之介:野田佐輔役…腕は立つのにくすぶっている陶芸家。
広末涼子:橘志野役…則夫と佐輔を惑わす着物美人。幻の茶器とも関わってくる。
<前作に引き続き出演>
友近:野田康子役…佐輔の妻
森川葵:大原いまり役…則夫の娘
坂田利夫:よっちゃん役…紙に詳しい、表具屋の三代目
前野朋哉:野田誠治役 …佐輔と康子の息子
木下ほうか:西田役…飲み屋「土竜」のマスターで筆跡鑑定をもくぐり抜ける達筆。
宇野祥平:材木屋役…どんな箱でも作ってみせる材木屋
塚地武雅:田中四郎役…熱心な学芸員
桂雀々:後醍醐役…文化庁の役人
<今作から出演>
加藤雅也:嵐山直矢役…古美術店「京都嵐山堂」主人
竜雷太:億野万蔵役…大御所鑑定家
山田裕貴:牧野慶太役…「陶芸王子」として人気を博す若手陶芸家
吹越満:青山一郎役…テレビ番組プロデューサー
坂田聡:内村役…テレビ番組ディレクター
冨手麻妙:マリ役…テレビ番組の司会をつとめる女子アナ
山田雅人:番頭役…「京都嵐山堂」番頭
国広富之:橘正志役…志野の父
<ストーリー>
かつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫(中井)と陶芸家の佐輔(佐々木)。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野(広末)。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出す…。それは、有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組を巻き込む大騒動に――。
映画『嘘八百』続編
2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:武正晴
脚本:今井雅子、足立紳
©2020「嘘八百」製作委員会