岡田結実『私のおじさん』クランクアップで大号泣…3・8最終回

エンタメ総合
2019年03月08日
©テレビ朝日
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 岡田結実が、テレビ朝日系主演ドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』((金)後11・15ほか 3月8日最終回)のクランクアップを迎えた。

 就職した途端、超過酷ロケで有名なバラエティ番組に配属された新人AD・一ノ瀬ひかり(岡田)と、彼女の前に突然現れた陽気で毒舌な妖精のおじさん(遠藤憲一)の珍妙なお仕事ライフを描いた作品。

 最後の撮影の舞台は、都内の編集スタジオ。岡田は感極まって目をうるませ、遠藤やディレクターの千葉迅役の城田優があいさつを終えるころにはあふれる涙が止まらず。自らが監督から花束を受け取ると、「最終回は泣くシーンがいっぱいあったから、涙も乾いてもう出ないと思っていたんですけど…」と大号泣した。

 スケジュール表には「終わりがあるって素敵なことなんだ。だってまた何処かで出会えるんだから」という言葉が書かれており、これに岡田は「このドラマがあったから皆さんに出会えて、別れがあるからまたどこかで出会える。そう思ったらうれしいんですけど、悲しくて…」と声を詰まらせた。

 岡田にとっては、連ドラ初主演作。「演技も未熟だし、皆さん面白いのに私だけ面白い演技できないし…。座長と言っていただいても、座長らしいことなんてひとつもできませんでした」とプレッシャーを明かしつつも、「ここにいるスタッフさん、遠藤さん、城田さん、そして共演者の皆さんに助けられ、“この作品は作っている人たちが本当に楽しんで作ったんだよ”と胸を張って言える作品にできるよう、毎日頑張りました!」と充実感をにじませた。

 また、遠藤は「この役は自分が頑張ればできる、ということでもなく、スタッフの皆さんやひかり(岡田)、千葉ちゃん(城田)をはじめとした皆さんとの間合いや協力で成り立つ役だったので、すごく感謝しながら演じていました。一生に一度できるかできないかの“妖精役”ができて幸せでした」とあいさつ。

「これまでのドラマの中で一番かもしれないくらい毎日が楽しかった」という城田は「モノづくりの楽しさと難しさを勉強できる素敵な機会をいただけて幸せでした。最終回に出てくる千葉のセリフにもあるように、私のおじさんはクランクアップを迎えますが、たとえ同じ現場じゃなくても、ここで出会った仲間が別の現場で楽しく、一生懸命仕事していることを想像しながら、私もこれから頑張ります。いつかまたこのメンバーで一緒にできたら最高に楽しいと思います」と語った。

 最後に岡田が「終わりたくないけど終わらせないといけないので…」と再び涙声になりながら、「数か月の間でしたけど、かけがえのない時間をありがとうございました」と感謝の念を込め、撮影を締めくくった。

<3月8日(金)放送 第8話あらすじ>
物語は1か月後――。
週刊誌の事実無根のスクープ、そして世間のバッシングの嵐により、無念の打ち切りを迎えた『限界MAX★あなたも私もヤッテミー!!』。
番組スタッフは全員、別番組へと散り散りになっていく。

そんなある日、ひかり(岡田結実)のもとに、会社を辞めたはずの泉(田辺誠一)が突然現れ、ひかりに“とあるお願い”を持ち掛ける。数日後、会議室に呼び出されたひかりが目にしたのは、千葉(城田優)、馬場(青木さやか)、出渕(小手伸也)、九条(戸塚純貴)の姿…。
そう、実は泉は“ヤッテミー”を復活させ、最後のリベンジをもくろんでいたのだ。
早速メインMCのパウダー(JP)にオファーをかけようとするが、なぜか突然事務所NGという連絡が…。実は週刊誌によるデマ騒動で人気が急落したのちに、暴露本を出したパウダーは“毒舌根暗文化人”として再ブレークしており…?

果たして“ヤッテミー”は奇跡の復活を遂げるのか――?
ひかりのウエディングドレス姿の真相は…?
そしてついに、妖精おじさん(遠藤憲一)の正体が明らかに。

なぜおじさんは、ひかりの前に現れたのか?
そしてなぜほかの人はその存在を知らないのか?
すべての“秘密”を知るとき、ひかりとおじさんには別れが訪れる。

君のやりたいことは何ですか――?
サヨナラ、妖精おじさん。

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