過去に“しくじった”ことのある先生たちが同じ失敗をする人を増やさないよう授業する反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)が、4月1日(月)よりレギュラー放送に復活する。
2014年10月から深夜枠でレギュラー放送が始まり、2015年4月ゴールデンタイムへのスピード昇格。そして2017年4月に日曜後10時台に移動し、2017年秋にレギュラー放送の幕を閉じた後もスペシャルが3本放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。番組の魅力は、登壇した“しくじり先生”たちが自らの過去をさらけ出す渾身の授業。手痛い失敗を経験した先生だからこそたどり着いた人生の教訓や心にしみる名言が飛び出す。
1年半の充電期間を経て、レギュラー復活を果たす記念すべき第1回の先生は、安田大サーカスのクロちゃん。世間から“嘘つき”“クズ”“変態”と非難殺到で、しくじりの匂いがするクロちゃんが、“甘汁モンスターで大迷惑先生”として登壇。努力を全くせず、楽な道ばかりを選んできた自分の人生を反省するとともに、衝撃の事実をテレビ初告白する。
クロちゃん先生が登壇する第1回の収録には、先生役の若林正恭、生徒役の吉村崇、澤部佑、高山一実、福田愛依、真野恵里菜が参加。クロちゃん先生が現れるなり「絶対ゴールデンじゃできない先生だけど…。初回がこの先生でよかったのか!?」(若林)、「また終わっちゃうよ、この番組!」(吉村)と教室内が騒然とする場面も。
そして4月よりAbemaTVと完全連動し、毎週火曜後10時から1時間枠で『しくじり先生 俺みたいになるな!!』をオンエア。さらに地上波放送直後にAbemaビデオで“Abema完全オリジナル新企画”を続々投入するだけでなく、未公開シーンを盛り込んだ“地上波授業の完全版”を放送する。
“新企画”として登場するのは、ある理由で封印されている芸人たちのネタ、迷走していた時期に作った恥ずかしいネタを、しくじりエピソードとともに披露する「しくじりお笑い研究会」、披露宴や忘年会でスベり倒した素人の映像を鑑賞する「しくじり映像研究部」など。そこで話題となった新企画や新スターが、地上波にも登場予定となっている。
さらに地上波レギュラー放送の授業で使用する教科書には“袋とじ”を用意し、AbemaTV版だけの “地上波では見られない秘密のページ”を作って、地上波とAbemaTVのリンクを強化。「ネット人気はあるが知名度が低い」「好感度がなさすぎる」など“ワケありしくじり先生”が登場するAbemaTVだけの完全オリジナル授業回や、『しくじり先生Classic』と銘打った過去の神回を新しい切り口で振り返る企画も展開していく。
レギュラー放送復活&AbemaTV連動開始を前に、『しくじり先生 レギュラー復活SP』と題して、3月23日(土)後11・15からキックオフ特番の放送も決定。番組史上もっとも過激で、収録もヒリヒリした伝説の神回を2本立てで送る。
<若林正恭 コメント>
◆レギュラー放送復活を聞いたときの率直な気持ちは?
不思議な気持ちでしたね。深夜でスタートしてゴールデンに移ったのですが、それも終わることになって、番組のお墓を作ったんですよ。墓を作って番組を埋葬しよう、ということで(笑)。それがこうやって、またゾンビのようによみがるというパターンもあるんだなと思って、驚きました。本音の本音では「じゃ、なんで終わったんだろう!?」という疑問もあったのですが(笑)、それ以上に「またみんなと会えるのが楽しみだな」と思いましたね。
◆ジャージ&学生服姿で“しくじり学園”の教室に足を踏み入れた感想は?
ジャージ姿はいいのですが、首から下げている笛の紐が5年前から同じもので、黄ばんでるんですよ。今日はすごく新たな気持ちでスタジオに来たのですが、「紐、汚ねぇな」って思いましたね。でも、このジャージをずっと着てきたので、また着られるのはうれしかったです。
◆クロちゃん先生の授業を受けてみていかがでしたか?
最初の深夜放送の頃って、そんなに教訓もなく、反省もしていないだろう先生がいたりして(笑)、それで逆に盛り上がることがあったんです。あの感じがまた帰ってくるのかなと楽しみにしていたのですが、クロちゃん先生に関しては…荒れに荒れましたね!これまでの深夜時代でも、こんな回はなかった!(笑)でも真面目な話、不思議な気持ちにはなりました。「この人、なんで許されてるんだろう!?」とか、「(自分は)タレントとしての振り切り方が足りないのかな」と…。クロちゃんに完敗でしたね!悔しいですね!!
◆あらめて思う、『しくじり先生』という番組の魅力は?
普段ほかの番組で見せてくれない深い部分や、その人の芯の部分が見られるという魅力があると思います。でも、今日に限っては、そんなに芯を見なくてよかったかな…という感じもしました(笑)。ただ、バラエティー番組でありながらも、こういう熱気というか、“人間”というものに近づいていく雰囲気はすごく好きなんですよね。それをまた味わうことができてよかったですね。
◆地上波×AbemaTVの連動に期待していることは?
AbemaTVでは地上波でオンエアされていない部分も流れたりしますが、実は“あそこを見てほしいな”と思う部分もあるので、楽しみですね。もう既に独特の雰囲気があるので、いろいろ連動できたらなと思います。
◆今後、『しくじり先生』に呼んでみたい人は?
深夜の放送なので、いろいろな先生が来やすいんじゃないかなと思います。実は、たまに「あの人、来るらしいよ」と言われていたのに、急に来なくなることがあったり(笑)、あとここ何年かはニュース記事などでメディア側が「この人、しくじり先生にいいんじゃないか」と発信してくれることも多くて(笑)…。これまで名前が挙がった方、全員に来ていただきたいですね。実は、「この人、しくじってないんじゃない?」というイメージの先生の方が、けっこう面白かったりします。
<吉村崇 コメント>
◆レギュラー放送復活を聞いたときの率直な気持ちは?
番組の打ち上げでよく「またこのメンバーで番組やりましょう!」と言い合うのですが、それがかなったことはこれまで1回もなかったんです。でも今回の復活で「あ、できるんだ!」ってびっくりしました。しばらくぶりに会ったら、みんなしっかり歳をとっていましたけれども、芸能界のジンクスを破ったような気分でとてもうれしいです。
◆ジャージ&学生服姿で“しくじり学園”の教室に足を踏み入れた感想は?
やはり気合が入っていいですね。38歳でこんな格好をすることもなかなかないので、“しくじり”が戻って来たんだなという思いで、テンションが高くなりました。
◆クロちゃん先生の授業を受けてみていかがでしたか?
いやぁ、収録は大荒れでした。復活初回の収録だったので、たくさんのオトナたちがスタジオにいたのですが、ページをめくるたびにどんどん人が少なくなっていきました(笑)。こんな現象は今までになかったので、逆に食いつきがあるんじゃないかなと思っています。どちらかというと、先生から教えてもらうというよりは、こちらから学ぶ点を見つけていくという特殊な授業で、すごく“攻めた”第1回目だったと思います。
◆あらためて思う、『しくじり先生』という番組の魅力は?
この番組では、出演後にブレークする”しくじりスター“という方々がさまざま誕生してきましたが、今後も出てくると思う。そういう方の話も楽しみですよね!何よりこの番組は出演者もスタッフさんも仲がよいので、アットホーム感がとても好きです。
◆地上波×AbemaTVの連動に期待していることは?
より攻めた人選ができるのも楽しみ!あと、AbemaTVはパンサー・向井(慧)が牛耳っていると聞いたことがあるので、その牙城を崩したい!なんとか奪い返したいなと思います(笑)。
◆今後、『しくじり先生』に呼んでみたい人は?
“とろサーモン”の久保田(かずのぶ)とかどうでしょう(笑)。彼は特番時代など、この番組に何度かトライしているのですが、今こそ来たいと思っているはず!でもウーマンラッシュアワーの村本(大輔)だけはやめましょうね!絶対うまくいかないもん(笑)。
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
テレビ朝日
4月1日(月)スタート
毎週(月)深0・20~0・50
AbemaTV
4月1日(月)スタート
毎週(月)深0・50「Abemaビデオ」で配信開始
毎週(火)後10・00~11・00 AbemaSPECIAL2にて放送
<レギュラー出演>
担任:若林正恭(オードリー)
生徒:吉村崇(平成ノブシコブシ)
<スタッフ>
ゼネラルプロデューサー:畔柳吉彦(テレビ朝日)
プロデューサー:金井大介(テレビ朝日)
ディレクター:北野貴章(テレビ朝日)
制作著作:テレビ朝日