松本穂香×渋川清彦がダブル主演する映画「酔うと化け物になる父がつらい」がともさかりえが出演することが決定した。
本作は、秋田書店のWebサイト・チャンピオンクロスで連載され、圧倒的な反響を呼んだ菊池真理子著の同名実録家族崩壊エッセイを実写映画化。原作は、アルコールに溺れる父を持つ作者の実体験によるコミックエッセイ。父は毎日アルコールに溺れ、母は新興宗教信者。そんな両親のもとに生まれた主人公は、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく。
松本演じる主人公・田所サキの母親・田所サエコをともさかりえが演じることが決定。渋川演じる「酔うと化け物になる父」田所トシフミの妻役となるが、ともさかと渋川は約20年前「きらきらひかる」(1998年)で恋人同士の役で共演。今回、満を持して夫婦役となる。ともさかは「(渋川と)やっと夫婦になれてうれしい」と語っている。
ともさか演じる田所サエコは、“家族崩壊”のきっかけとなる“ある事件”を起こす人物で、本作の非常に重要なカギを握っている。彼女は、酔って化け物になった夫の数々の奇行に悩まされながら、娘2人を優しく育て、自身の孤独や葛藤は謎の新興宗教にのめり込むことで忘れようと毎日を過ごしていた。子供が生まれたとき、夫と心が通じた時期、彼女の人生の中にも確実に幸せな瞬間はあったのだろう。しかし夫がアルコールに溺れ、孤独が膨らみ、次第に心を病んでいく。そして家族は、ある事件に直面することになる…。
<ともさかりえコメント>
デリケートな題材ですし決して肯定できませんが、不思議な幸福感に包まれた映画です。
とんでもない家族の一員になった撮影の数日間、私はとても幸せでした。
お母さんはお父さんのことを心から愛していたんだと思います。
映画「酔うと化け物になる父がつらい」
2019年度全国公開予定
主演:松本穂香、渋川清彦/ともさかりえ
監督:片桐健滋(映画&ドラマ『ルームロンダリング』)
脚本:久馬歩(プラン9)、片桐健滋
原作:菊池真理子『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店刊)
制作プロダクション:CREDEUS
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー、MBS
製作:「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会
映画公式HP:http://youbake.official-movie.com
©「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会