4月14日(日)放送のドラマスペシャル アガサ・クリスティ『予告殺人』(テレビ朝日系)に、室井滋、荒川良々、芦名星、北乃きい、村田雄浩が出演することが決定した。
『そして誰もいなくなった』(2017)、『パディントン発4時50分』(2018)、『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて』(2018)に続くテレビ朝日が送るアガサ・クリスティ作品第4弾となる『予告殺人』。ある朝、新聞の広告欄に唐突に掲載された「殺人のお知らせ」から、その予告通りの日時と場所で殺人が起きていく。
謎を解き明かすため、現場にやってくる警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也警部を沢村一樹、殺人を予告される“小径の館”の美しき当主・黒岩怜里を大地真央が演じる。
室井が演じるのは、怜里の親友で、小径の館の住人でもある土田寅美。小径の館の離れにあるアトリエで絵を描いている画家の立花詩織役に北乃きい。
さらに相国寺と共に小径の館で起きた殺人事件の捜査に乗り出す警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事・月見兎左子役に芦名星、相国寺とは旧知の仲で、渋谷東署の名物警部・鬼瓦胖六役に村田雄浩。そして第1弾『そして誰もいなくなった』より相国寺とコンビを組んできた多々良伴平役の荒川良々も登場する。
<あらすじ>
のどかな田舎町にある古風な洋館・小径の館。そこの当主である黒岩怜里(大地真央)は、ある朝タウン紙『あさひタイムズ』の片隅に『殺人のお知らせ 10月29日金曜日 於・小径の館 お仲間のお越しをお待ちします』という広告を発見する。
その日の夜に、自分の館での殺人を予告するという謎の広告に目を輝かせた怜里は、さっそく親友で同居人の土田寅美(室井滋)に報告。家政婦のミッチー(ルビー・モレノ)にも「今日は忙しくなりそうよ!」とパーティーの準備を急がせる。
小径の館での殺人予告は町のあちこちでも噂になり、夜のパーティーには住人たちが続々。牧師の八矢(村杉蝉之介)とその妻・万智(山口香緒里)、館の居候・桃畑鳩児(山本涼介)・雉香(吉川愛)兄妹、『あさひタイムズ』編集長の芥川(鈴木勝大)とその母・芙美子(和泉ちぬ)、ヤメ検弁護士の武類(国広富之)とその妻・桜子(田島令子)、そして館で暮らす画家の立花詩織(北乃きい)といった面々が館に集まり、まさにパーティーが始まろうとしたその時――突然室内が真っ暗になり、銃声が3発鳴り響く。
次に灯りがともったときに客人たちの目に映ったのは、純白のドレスを真っ赤に染めて立ち尽くす怜里と、その傍らに倒れる見知らぬ男・車井(大浦龍宇一)の死体だった。
予告どおり殺人が実行されたことで、翌朝の新聞には大きな見出しとともに事件のことが大々的に報じられる。警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也(沢村一樹)と多々良伴平(荒川良々)がさっそく現場に向かうと、そこには、渋谷東署の名物警部、“鬼バン”こと鬼瓦胖六(村田雄浩)の姿が。運転免許証から被害者・車井の身元が割れ、現住所の管轄である渋谷東署の鬼瓦たちが臨場してきたというのだ。
現場検証の後、被害者の足取りを追った相国寺らは、車井が怜里のことを「昔から知っている」と言っていたことを知る。そのことを確かめるため、怜里と寅美に会った相国寺と月見兎左子(芦名星)は、この館に住む人たちのことや怜里の亡くなった妹・楼里のことを聞かされる。怜里と周囲の人々との不思議な関係が明らかになっていく中、第二の殺人が起こってしまい…。
捜査を進めていくにつれ、少しずつ分かっていく複雑な人間模様。相国寺たちが真相に近づくとき、怜里と彼女を取り巻く人間たちの衝撃的な過去が明かされる。
ドラマスペシャル「アガサ・クリスティ『予告殺人』」
テレビ朝日系
4月14日(日)後9・00
©テレビ朝日