「第91回選抜高等学校野球大会」の開催を記念して、映画『泣くな赤鬼』のスペシャルカット付き特報が解禁された。
本作は、ベストセラー作家・重松清の短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」を映画化。主人公“赤鬼先生”こと小渕隆を演じるのは、『とんび』に続く重松作品となる堤真一。教え子・ゴルゴこと斎藤智之役に柳楽優弥。ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃役に川栄李奈。さらに、麻生祐未、キムラ緑子、竜星涼ら豪華キャストが集結する。
今回、「第91回選抜高等学校野球大会」開催日に合わせ、スペシャル特別映像が公開。映像では、堤真一演じる“赤鬼先生”が、部員たちに「俺は絶対に甲子園に行く。行くぞ !」と、気合を入れるシーンが追加され、非常に高い熱量を感じ取ることができる。さらに、赤鬼先生”こと小渕隆がベンチから選手にサインを出しているシーンも公開。本当の試合さながらのシーンで全国の球児へエールが込められている。
『泣くな赤鬼』
6月14日(金)全国公開
<あらすじ>
城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度としてかなわぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を懸けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われる―。
<出演>
堤真一/柳楽優弥
川栄李奈 竜星涼 キムラ緑子 麻生祐未
<スタッフ>
原作:重松清『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」(新潮文庫刊)
監督:兼重淳
脚本:上平満 兼重淳
主題歌:竹原ピストル「おーい!おーい!!」(ビクターエンタテインメント)
配給:KADOKAWA
制作プロダクション:松竹撮影所
©2019「泣くな赤鬼」製作委員会