3月28日(木)放送のフジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』(主演・東山紀之)で、主要キャストがクランクアップを迎えた。
最後の撮影は、中島健人演じる天才作曲家・和賀英良をいよいよ逮捕しに現場に到着したシーン。新曲の「宿命」を演奏し、喝采を浴びた和賀は、婚約者の佐知子と幸せなひとときを過ごしている。そこにふたりの刑事が向かっていく。どこか和賀の人生に共感していた今西は、複雑な思いを胸に吉村と歩を進める…。
河毛俊作監督から「OK」の声がかかると、スタッフから「吉村弘役、野村周平さん、オールアップです!」の掛け声とともに拍手が。河毛監督から花束を受け取ると、野村は「短い時間でしたが、監督はじめキャスト、スタッフの方に出会えて、何よりも東山さんに出会えたことが宝物だなと思いました」とコメント。
続いて「今西栄太郎役、東山紀之さん、オールアップです!」の声とともに、スタッフの大きな拍手と歓声が。同じように河毛監督から花束が渡されるのかと思いきや、ひと足先にクランクアップした中島健人が、東山の背後から花束を持って登場。東山は一瞬驚くも「おー!来たのか」と笑顔を見せた。
東山は「河毛監督とも久しぶりにご一緒させていただいて、十何年ぶりということだったのですが、また近々ご一緒したいと思っております」とあいさつすると、カメラを見て「こういうときのために(カメラが)あったんじゃないかな、セクシーサンキュー!」とお約束のポーズを披露し、現場を盛り上げた。
この日、都内の別の現場でクランクアップを迎えた中島は河毛監督とハグ。中島は「本当にありがとうございます。今まで24年間はアイドルとして光を表現することが多かったのですが、25歳をきっかけに、人間の影を表現する『砂の器』の和賀英良という役にめぐり会えたことは、大きな財産になったと感じております。15年前からこの作品に憧れていましたので、和賀英良にめぐり合わせてくれたすべての方々に感謝しております。支えてくださった河毛監督、スタッフの皆様、東山さんをはじめとした素敵な共演者の皆様に感謝しております。この作品をきっかけに、素敵な25歳を、25歳以降を歩めたらいいなと思っておりますので、明日以降もしっかりと大きな器で頑張ってまいります。ありがとうございました」と熱く語った。
柄本明は、広島でクランクアップ。最後はかつて千代吉が営んでいた造船所でのシーンで、時代は若かりし頃となり、髪も黒く染めて臨んだ。カットがかかり、チェックが済むとスタッフから「チェックOKです!ということは…本浦千代吉役、柄本明さんオールアップです!」と声がかかり、監督から花束が渡された。
柄本は「何か質問されるのかな?」とおどけつつも「このような大作、名作に出させていただき本当にありがとうございました。監督ありがとうございました。皆さま本当にお疲れ様でした。作品の成功を願っております。(放送まで)そんなに日にちがないので皆さん、編集、仕上げに向けて大変だと思いますが、体壊さないように頑張ってください。良い作品になりますように、本当にお疲れ様でした!」とスタッフをねぎらった。
フジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』
フジテレビ系
3月28日(木)後7時57分~10時54分
<出演>
東山紀之
中島健人
土屋太鳳
野村周平
桜井日奈子
泉ピン子
北大路欣也(特別出演)
高嶋政伸
黒木瞳
柄本明 他
<原作>
松本清張「砂の器」(新潮文庫 上・下刊)
<スタッフ>
プロデュース:後藤博幸、荒井俊雄
脚本:小峯裕之
演出:河毛俊作
制作:フジテレビ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sunano_utsuwa/
公式Instagram:https://www.instagram.com/sunano_utsuwa2019/
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