3月30日(土)放送の『サワコの朝』(MBS/TBS系)に、落語家の林家たい平がゲスト出演する。
番組冒頭で、たい平は「ごあいさつ代わりに…」と“打ち上げ花火”を体一つで表現する芸を披露する。今や古典落語の名手として年間300回ほど高座に上がり、テレビでも大活躍の人気者のたい平だが、実は学生時代は美術の教師を目指していたと言う。
現役で名門・武蔵野美術大学に入学、日々授業の課題に追われる中で、ふとラジオから流れてきた5代目柳家小師匠の至芸に衝撃を受けたと言うたい平。そこから落語の面白さ、奥深さに目覚め、大学4年生の時に落語を二席覚えるや、自分の力量を試そうと着物姿で下駄を履き、ふんどしを締めて、おじいちゃんおばあちゃんに落語を披露するひとり旅に出たエピソードなど、落語に生涯を捧げようと思った学生時代の原点を明かす。
そして、大学を卒業後は、林家こん平師匠に弟子入りを志願すると、林家三平大師匠の家で“行儀見習い”として住み込み生活をスタートさせる。海老名家での当時の思い出や “たい平”という名の由来、さらには紳士服の仕立て業を営んでいた父親との秘話などを語る。
さらに、81歳の高齢にもかかわらず前座よりも前に楽屋入りする林家木久扇師匠や、たい平がいくら手を挙げても全然指してくれなかった5代目三遊亭圓楽師匠など、落語界のレジェンドたちの面白裏話もたっぷり語る。
小さい頃から父との日常会話の中に「落語」があったという阿川佐和子とたい平ならではの落語の魅力を語るトークもたっぷり。落語の中の登場人物はなぜこんなに魅力的なのか語り合う。
『サワコの朝』
MBS/TBS系
3月30日(土)前7・30~8・00
©MBS