『タイプライターズ~物書きの世界~』(フジテレビ)が4月6日(土)前10時53分から放送される。
共に作家としての顔を持つ又吉直樹と加藤シゲアキの2人が、ゲストに同じく作家を招き、その知られざる素顔や執筆の裏側を探求していく、物書きの物書きによる物書きのためのバラエティー『タイプライターズ~物書きの世界~』。4月6日は『1R1分34秒』で第160回芥川賞を受賞した町屋良平をゲストに迎える。
今回から、物書きのゲストがいま興味を持っている世界や事柄などを取材していくスタイルにリニューアル。ゲストの町屋は、血流が良くないと小説が書けないというほど、血流にこだわりがあるということで、血流を良くする食、運動などの体験を通じて、作家・町屋良平の感性、キャラクター、モノの考え方などを紹介していく。
又吉と加藤が待ち合わせ場所に向かうと、既に足湯に漬かりながらスマートフォンを触っている町屋。実は、そこで小説を書いていたという町屋は、普段から家の風呂に漬かりながらスマートフォンで小説を書いているそう。体を温め、血流をよくすることで良いアイデアが浮かび、小説が書けるという独特の執筆スタイルを明かす。
続いて3人は、町屋が希望するボクシングエクササイズへ。暗闇の中で光と音の演出で気分を高め、集中力を研ぎ澄ませた状態でサンドバッグにパンチを打ち込む、最新のボクシングエクササイズ“ボルトボックス”を体験。心拍数を上げることを目的にしているため、想像以上のハードなエクササイズに、町屋は「こんな事になるとは思わなかった」と後悔。又吉は「3時間休憩しましょう!」と提案、登録して2年になるジムに一度しか行っていない事を告白し、一同を笑わせる。
加藤は「普段、趣味程度にキックボクシングをやっているが、こんなにハードではない。しかもサンドバッグを使った動きが独特でやりにくかった」とエクササイズのつらさを訴えたが、又吉から「パンチがきれいでしたよ」と言われ、再び笑いが。最後に又吉は、指導してくれたインストラクターに「しゃべりながらずっとやっていた先生は、もしかして世界で一番スタミナがある人なんじゃないかと思った」と感心する。
さらに、一行は血流が良くなるグルメを求めて溶岩焼き肉店へ。先に待っていた番組の常連作家、中村文則と羽田圭介も合流して、町屋とその作品の魅力を一緒に語ることに。
今回から、羽田を講師役としてゲストの魅力を紹介するコーナー「羽田圭介の作家・町屋良平をまるハダか!」がスタート。羽田は、町屋とは特に親しい間柄ではないものの、芥川賞発表の前に「僕は町屋さんが取ると思いますよ」とテレビで予想し、見事に的中させていた。そんな羽田が自らゲストの関係者に事前に聞き込み取材を行い、物書きの神髄に迫っていく。
加えて、新コーナー「本好きの芸能人の今オススメしたい一冊!」もスタート。今回は、本が大好きな押切もえと東出昌大が、オススメの一冊を紹介する。
『タイプライターズ~物書きの世界~』
フジテレビ(関東ローカル)
4月6日(土)前10時53分~11時50分
<出演者>
MC:又吉直樹(ピース)、加藤シゲアキ(NEWS)
レギュラー:中村文則、羽田圭介
ゲスト:町屋良平
©フジテレビ