主演・吉永小百合、共演・天海祐希の映画『最高の人生の見つけ方』にムロツヨシが出演することが発表された。
本作は、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演、余命6か月の2人の男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した《棺おけリスト》を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリーを原案に、吉永小百合、天海祐希を迎えて映画化。
人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない2人が病院で出会う。余命宣告を受けた2人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。2人はこのリストすべてを実行するという決断をする。
ムロが演じるのは、天海演じる女社長、剛田マ子の秘書・高田学役。吉永演じる幸枝とマ子の突拍子もない提案に翻弄されながらも、余命わずかな2人のために最大限のサポートを尽くす最大の理解者という役どころだ。
ムロが今の事務所に所属した時、「一番好きな映画」「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのがアメリカ版『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役だったという。ムロは「好きな映画はなんですか?と聞かれたらいつもこの映画を挙げていた」というほど思い入れのある作品だったことを明かし、「今の事務所に入ってから、『この映画がリメイクされたら秘書を演じたい』とさまざまなインタビューで答えてきた。その夢がかなったかたちとなりました」とうれしそうに語った。
小岩井宏悦プロデューサーは「実は、別の役で出演の依頼をしに行った際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった。熱意を持ってくださっていることをきっかけにこの高田という秘書役をムロさんへお願いした」と起用のきっかけを語る。
そんな”最高の奇跡”にムロは「このめぐり合わせは“うれしい”のひと言ではもう言い表せない。スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました(笑)」とコメント。吉永・天海との共演に対しては「正直、すごく緊張しました」としつつ「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました。天海さんも“楽しくやろう”と言ってくださって、緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と大女優2人との撮影を振り返った。
『最高の人生の見つけ方』
10月11日(金)全国ロードショー
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清
監督:犬童一心
アダプテーション脚本:浅野妙子、小岩井宏悦、犬童一心
原案:「最高の人生の見つけ方」ジャスティン・ザッカム著
製作:「最高の人生の見つけ方」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://saikonojinsei.com
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