4月10日(水)放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に、バドミントン選手の藤井瑞希・垣岩令佳の“フジカキ”ペアが登場する。
2012年ロンドン五輪バドミントン女子ダブルスで日本初の銀メダルを獲得し、先日現役引退を発表した藤井瑞希・垣岩令佳の“フジカキ”ペアが登場。東京五輪でもメダル獲得が大いに期待できる、日本女子バドミントンの強さの秘密を語る。
女子ダブルスは現在、2016年リオ五輪金メダルの“タカマツ”こと高橋礼華・松友美由紀ペアをはじめとする日本勢3組が世界ランクのベスト3を独占。しかし、東京五輪の出場枠は2つで、来年4月末の世界ランキングを基に選考されるため、この春から1年をかけてサバイバルレースを勝ち抜かなくてはならない。
日本勢の強さの秘密について、垣岩が挙げたのは「相手の心を折るラリー力」。対戦相手のスマッシュを何度も拾い続けるラリー力こそ、日本バドミントンの真骨頂だという。そこでスタジオでは、“フジカキ”ペアが日本代表合宿で行っていた練習方法を披露。1対3でラリーを続ける練習で、垣岩とバドミントン部の大学生2人から絶え間なく返されるシャトルを難なく拾い続ける藤井の姿に、感嘆の声が挙がる。藤井は「相手が2人のときよりもシャトルが早く返ってくる。この練習をすれば試合のときに余裕ができるんです」と語る。
“フジカキ”ペアの現役最後の試合は、去年11月の全日本総合選手権。相手は、日本代表で共に切磋琢磨した“タカマツ”ペアだった。大接戦の末に惜敗したが、MCの武井壮は「試合を見ていて“勝っちゃう?”と思いました」とコメント。藤井も「競った試合ができたので、ほんの一瞬ですけど、“イケちゃう?”」と思ったというが、垣岩は「引退を決めたからこそ良い試合ができた」と話す。
この試合には、ゴルフの宮里藍や上田桃子、バレーボールの狩野舞子らが応援に駆けつけたことで観客席が豪華な顔触れだったことが話題に。さらにテニスの伊達公子、バドミントンの陣内貴美子も会場に訪れていたことについて、武井が「ラケット界の2トップが来た!」とコメント。MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一も「“ラケット師匠”が!」と驚く。
『戦え!スポーツ内閣』
MBS
4月10日(水)後11・56~深0・53
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