松坂桃李「何かを乗り越えるきっかけになるドラマ」『パーフェクトワールド』4・16スタート

ドラマ
2019年04月16日

『パーフェクトワールド』
 4月16日(火)スタートのドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で主演を務める松坂桃李が、本作の見どころを語った

 有賀リエの同名コミックをドラマ化した本作は、不慮の事故により突然車いす生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくことで樹の生き方が変化していくラブストーリー。松坂は連続ドラマでのラブストーリー初挑戦となる。

 台本を読んだ松坂は「“夢だけで恋愛はできない”ということを、この作品はすごく伝えていると思います。学生時代の恋愛とは違った恋愛ドラマなので、特に働いている大人のカップルの方に見てほしい。乗り越えなければいけない障がいって、大人が恋愛するとけっこういろいろ出てくると思うんです。相手のことだけでなく、その先だったり、周りだったり。相手が今抱えているものを考えなくてはいけない、考えざるを得ない。今回は車いすという形で伝えていますが、それだけではないと思います。この作品が、そういう方々にとっての励みとなり、何かを乗り越えるきっかけになるドラマになれば、1番素敵だと思います」と感想を語った。

 また、今回車いす生活を送る樹を演じるにあたり、「“出来ないことは出来ない”という自分を受け止めること」を意識しているそうで、「車いすになってしまってから、自分では出来ないことがあって、それを受け止めて、どこで線引きをしてしまっているのかということはけっこう大事だと思うんです。それによって人との距離感が変わってくると思うので。その空気感は大事にしたいです」と繊細な心情の変化に思いを寄せた。

 そして、松坂は「主人公が車いす生活を送っている設定ではありますが、物語の軸としては、欠けている2人がそれぞれ補い合って1つの景色に向かって歩んでいくという物語です。なので、ぜひ皆さんも身近な何かに置き換えて見ていただきたいです。もしお付き合いをされている方がいるなら、その方と『一緒にやっていこう』と前向きに考えられるきっかけになれるようなドラマになればうれしいです。“1人で頑張りすぎない”ということは、大事だと思います」と視聴者へメッセージを送った。

 また、第1話のエンディングで、米津玄師が菅田将暉のために作詞・作曲・プロデュースしたドラマ主題歌「まちがいさがし」の音源が初解禁される。

『パーフェクトワールド』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
4月16日スタート
毎週(火)後9・00~9・54
※初回は20分拡大

©カンテレ

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