松本穂香主演の映画「おいしい家族」が「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で特別招待作品として上映され、松本、板尾創路、ふくだももこ監督がレッドカーペット・イベントに参加した。
本作は、25歳で発表した小説「えん」で第40回すばる文学賞を受賞、映像産業振興機構(VIPO)による若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2015に選出され、監督した短編映画「父の結婚」が話題を呼ぶなど、マルチな才能を発揮しているふくだももこの長編初監督作。
原作は、前出の短編映画「父の結婚」で、妻を亡くした父親が再婚するまでの親子の日々を描いた同作の長編化となる。
主人公・橙花を演じるのは松本穂香。本作が長編映画初主演となる。また、橙花の父・青治役は短編映画で同じ役柄を演じた板尾創路が続投。青治のパートナーで居候の和生を浜野謙太が演じる。
松本は、長編映画として自身が主演する作品で映画祭に参加するのは今回が初めて。例年同映画祭に来ている板尾が地元のようにリラックスした雰囲気なのに対し、松本はレッドカーペット前に実施されたパレードから、国際通りが観覧者で埋め尽くされているさまを見て若干緊張気味。
いざ松本がレッドカーペットに登場すると「キャー穂香ちゃーーん!」と歓声が飛び交った。後発の登壇者がいる関係で、スタッフにせかされながらも熱烈なファンの呼びかけに小走りで駆け寄り、サインや写真撮影のリクエストに丁寧に応じるなど“神対応”を見せた。
映画「おいしい家族」
9月20日(金)全国公開
出演:松本穂香、板尾創路、浜野謙太
監督・脚本:ふくだももこ
音楽:本多俊之
©2019「おいしい家族」製作委員会