倍賞千恵子が令和の時代に語り継ぎたい大切なこととは…『サワコの朝』4・27放送

バラエティ
2019年04月26日
©MBS
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“平成”最後の放送となる4月27日(土)の『サワコの朝』(MBS/TBS系)に、阿川佐和子も敬愛する女優の倍賞千恵子が登場する。

 女優歴59年目で、さらに長い歌手歴も持つ倍賞は、幼少期は童謡歌手として活躍。その後16歳で松竹音楽舞踊学校に入学すると、卒業後は松竹歌劇団に入団する。

 幼い頃は父が運転する都電の路面電車に乗って、歌を習いに行っていたという懐かしいエピソードや、三味線をはじめ芸事に励んだ松竹音楽舞踏学校時代の話、そして、妹の倍賞美津子と共に過ごした歌劇団でのエピソードを語る。そして、当時の貴重な写真も登場する。

 その後、松竹映画からのスカウトを機に、歌劇団を退団し、映画の道を歩み始めた倍賞。「カメラの前でお芝居をするっていうことが、頭になかった」と最初は映画の世界になじめなかったそうで、撮影所からの帰り道、海に向かって「映画なんて大嫌いだ―」と大声で叫んでは、憂さ晴らしをしていたという当時の話を笑いながら明かす。

 山田洋次監督の映画「下町の太陽」(1963年)に主演すると、演技の魅力に気づき、数えると172本の出演作品中、3分の1が山田監督の作品だという倍賞。名作「男はつらいよ」では、昭和44年公開の第1作から平成7年の第48作まで26年にわたり全作品に出演。この映画は自分にとっていろんなことを教えてくれた“人生の学校”だった、と語る倍賞の目には涙が。名シーンを振り返りながら、当時の「撮影現場の熱気」や本当の兄のように慕っていたという渥美清との「忘れられない素敵な思い出」を告白する。

 さらに「幸福の黄色いハンカチ」「駅 STATION」で共演した高倉健との思い出も紹介。昭和を代表する名女優・倍賞千恵子が、令和の時代に語り継ぎたい大切なものを語る。

『サワコの朝』
MBS/TBS系
4月27日(土)前7・30~8・00

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