映画「小さな恋のうた」大ヒット記念舞台あいさつが行われ、佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、橋本光二郎監督が登壇した。
この日は“ちい恋宣伝部長”森永悠希がMCを担当。「つたないながらも、頑張って楽しい会となるよう、しっかりと盛り上げていきます」という森永のあいさつでイベントがスタートした。
森永に呼び込まれ、笑顔で登壇したキャストと橋本監督。佐野は「うちのもりりん(森永)がMCということで、どんどん深い話もできればと思っております」と。山田は第一声で「MCさすがですね!」と声をかけ、森永も照れ笑い。橋本監督は「皆さんの愛に支えられて、作品がすくすくと育ってくれていてうれしいです」と笑顔を見せた。
MC・森永が「ここがすごいよ、ちい恋メンバー!」とコーナータイトルを発表すると、その名MCぶり会場もキャストも大爆笑。橋本監督は、主演の佐野がアドリブで言った何気ないセリフが実は作品の最後の方には伏線として生きてくることについて触れ、「あれは狙ってやっているの?」と質問。佐野は「もちろんです!…嘘です(笑)。全然考えていなかった」と明かし、橋本監督を感心させた。
そんな佐野は、山田に対して「感性が独特で、18歳という年齢に見合わないほど、言葉に重みがある」と話すと、他のキャスト・橋本監督からも納得の声が。山田がバンド練習の一環として、作詞をして曲を作る課題に取り組んだ際に、山田が書いた歌詞が当時17歳とは思えないほど円熟していたというエピソードも披露され、森永は「まだまだ隠し持った才能がある」と山田のポテンシャルを語った。
山田は眞栄田に対し「すごくストイック。それに周りの事もよくみてる」と役柄さながらに、眞栄田に対して尊敬の意を表した。眞栄田は照れながら「ありがとうございまぁ~す」とおちゃらけた返事をすると、会場から笑いが起こった。
舞台裏で「今回は頑張ってはじけてみる」と意気込み、新しいキャラクターづくりに挑戦していたという眞栄田。それを森永が暴露すると、さらに大きな笑いが起こった。
MCを務めた森永が自身のすごいところを共演者に尋ねると、佐野が「笑顔が大好き。あとは、走り方が大好き」と森永の走り方をまねしてみせ、会場を盛り上げた。
続いて「答え合わせゲーム」と称して「映画『小さな恋のうた』を一言で表すと?」というお題で、それぞれがフリップに答えを記入。一斉にお互いの答え合わせをすると、森永は「エモい」、眞栄田は「青春」、佐野は「想い」、山田は「音楽の力」、橋本「友情/壁」と回答した。
橋本監督は「この映画の中で“想い”を含めて言葉の壁や国の壁、世代に壁や親子の壁など、さまざまな壁を音楽の力で越えていく作品になっていると思います」とキャストが表した言葉をまとめた。
最後に佐野は「届けたい気持ちがたくさん詰まった作品となっています。年齢関係なく、いろんなことを誰しもが感じ取ってもらえる作品になっていますので、日本中の皆さんに届けばいいと思っています」と熱い想いを語った。
映画「小さな恋のうた」
全国ロードショー中
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア/世良公則 他
監督:橋本光二郎(『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』『雪の華』)
脚本:平田研也(『つみきのいえ』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』)
Inspired by the songs of MONGOL800
配給:東映
©2019「小さな恋のうた」製作委員会