千葉雄大と山田五郎が、渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアムで開催される「みんなのミュシャ ミュシャから漫画へ―線の魔術師」のオフィシャルサポーターに就任した。
フォトセッションでは、フラワーシャワーの中でミュシャの作品「舞踏」のポーズを披露した2人。囲み取材が始まり、オフィシャルサポーター就任について、千葉が「本当に光栄です。先ほど不意なアクションのリクエストがあり、予想以上に汗をかいていて(笑)。ただそれぐらい責任感を感じているんだなと」と。
いっぽう山田は「私は還暦を迎えまして、体が乾いてきてあんまり汗もでないですが…(笑)。残り少ない人生を本展に懸けたい」と意気込みを語った。
本展の音声ガイドを務める千葉は「今回は趣向を凝らしていて、作品のご紹介はもちろんミュシャに扮した語りもあります。展覧会に来ていただいた方により作品を知ってもらえるよう頑張っていきたい」とPR。
また2人そろいのタキシード姿の話題に移ると、「申し合わせたわけじゃないのですが、今日二人ともスタンドカラーじゃなくて、レギュラーカラーで。カマーバンドじゃなくて、ベストなんです。もう気が合っちゃってる」とうれしそうに説明する山田。これには千葉も「ツーカーです!」と続き、仲良しぶりをアピールした。
また記者から「もしミュシャに描いてもらうなら?」と質問されると、山田は「ミュシャは男描かないもん!」と語るも、「千葉君なら描いてくれるかも!美しいから」と回答。続けて「描きたくなってしまう女性とは?」という質問には、千葉が「内面に一物を抱えていそうな人(笑)。魅力的だなって」と答え、記者陣を沸かせた。
2人のお気に入りのミュシャの作品は「椿姫」(千葉)、「ジスモンダ」(山田)。千葉は「色数は多くはないですが、繊細な感じがして好きでした」と、山田は「ミュシャはチェコの出身なので、純粋なフランスなアーティストと違い、東ヨーロッパ的なセンスを持っている人。このデビュー作に、ミュシャの全てがあるんじゃないかな」とその魅力を語った。
本展には、ミュシャが手掛けたポスターなどのグラフィック作品に加え、彼に影響を受けた明治期の文芸誌の挿し絵、1960~70年代を中心にアメリカ西海岸やロンドンで一大ムーヴメントを巻き起こしたグラフィック・アート作品、日本の漫画などおよそ250点を展示される。
「みんなのミュシャ ミュシャから漫画へ―線の魔術師」
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)
期間:7月13日(土)~9月29日(日)
※7月16日(火)、30日(火)、9月10日(火)のみ休館
開館時間:10時~18時
展覧会公式HP:https://www.ntv.co.jp/mucha2019/