加藤浩次がMCを務める『日本全国!こんな所にスゴイ人 銅像スター調査隊!』が、6月23日(日)後4・05から放送される。
全国におよそ5000体もあるという偉人の銅像。郷土の英雄で、物言わず生き様や教訓を伝える歴史の証人でもあるはずだが、その偉業や立像の背景は以外と知られていない。そこで、全国各地の銅像を徹底調査。偉人たちの知られざるエピソードや街の意外な歴史を浮き彫りにしていく。
東京・丸の内、東京駅前にある銅像の正体の名は井上勝。明治初期、日本近代化に大きな影響を与えた“長州ファイブ”の1人で、「鉄道の父」とも呼ばれている。そんな井上が幕末から明治にかけ、どのようにして鉄道技術を身につけたのか。それは、国禁を犯し、死罪を覚悟しながらも日本人で初めてイギリスへ留学する事から始まっていた。そこで、井上が学んでいたロンドンを調査すると、恩人へ贈った謎の木箱を発見。そこには、日本の将来のために命を懸けた、井上勝の線路のように真っすぐな信念が込められていた。
また、三重県の近鉄・名張駅前で本を持つ銅像の正体である平井太郎は、「怪人二十面相」や「名探偵・明智小五郎」を生み出した、あの江戸川乱歩。名張市で生まれ、少年時代を名古屋で過ごした乱歩の足跡をたどると、「高校停学第一号」など、破天荒すぎるエピソードが次々と発覚。さらに、東京・池袋にある“終の棲家”では、乱歩の意外なコレクションが見つかり、そこに隠された名作「少年探偵団シリーズ」の驚きの誕生秘話が明らかになる。
そして、福島県の福島駅前には、時を刻むごとに懐かしのメロディが流れる一風変わった銅像が。その人物の正体は、2020年前期の朝ドラ『エール』で描かれる古関裕而。阪神タイガースの歌「六甲おろし」や、東京オリンピックの行進曲「オリンピック・マーチ」など、昭和を彩った数々のメロディを生み出した作曲家で、手掛けた作品は5000曲にも及ぶ。古関メロディを支えた妻・金子さんとの熱烈な恋物語などを紹介する。
<加藤浩次 コメント>
◆今回の収録の中で一番興味を持った方は?
井上勝さんかな。20歳の若さで5年間も向こう(イギリス)へ行って、日本を何とかしようとしている気持ちですよね。うまく出航して死罪にならないとしても、航海の最中に死ぬ可能性だってあるわけじゃないですか。そういったものを含めて、危険を顧みずに勉強しに行くっていうのはすごいなと思いますね。
◆小中学校の時に身近にあった銅像で印象に残っているのは?
小学校に二宮金次郎の銅像があったくらいです。その時、先生から二宮金次郎がどういう人か教えてもらいました。
◆今、生きている方でこの人は銅像になるんじゃないかと思う方は?
キング・カズ(三浦知良)ですね!
『日本全国!こんな所にスゴイ人 銅像スター調査隊!』
東海テレビ制作・フジテレビ系全国ネット
6月23日(日)後4・05~5・20
<出演者>
MC:加藤浩次
パネラー:カンニング竹山、光浦靖子、市川紗椰
アシスタント:浦口史帆(東海テレビアナウンサー)