Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画『キレイ-神様と待ち合わせした女-』の寺田克也書き下ろしによるメインビジュアル、出演者8名の撮り下ろしビジュアルが解禁。さらに総勢37名のキャストと全公演日程の詳細も一挙に発表された。
本作は2000年に大人計画主宰である松尾スズキ・初の本格的ミュージカルとして、Bunkamuraシアターコクーンで初演。その後、2005年に再演、2014年に再再演され、4度目となる今回は、作品の完成度をあげるべく松尾は出演せず演出に集中。初演から引き続き音楽を担当する伊藤ヨタロウとのコラボで、さらに濃密で重層的な作品世界を構築する。
舞台は三つの民族が100年の長きにわたり紛争を続けている“もうひとつの日本”。「生と死」「絶望と希望」「大人と子供」など真逆のキーワードが入り乱れる、まさにカオスな世界。誘拐・監禁をされ、地下室で育った一人の少女・ケガレが現実へと飛び出していく。
主人公ケガレ役を演じるのは、松尾作品初出演となる生田絵梨花。共演には、舞台初出演となる神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、橋本じゅん、皆川猿時、阿部サダヲ、ミュージカル初出演となる麻生久美子。さらに、大人計画の村杉蝉之介、荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園に加え、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人の出演も決定している。
解禁されたメインビジュアルは、2005年の再演、2014年の再再演に引き続き寺田克也が本作のために描き下ろしたイラストに。出演者8名のビジュアルは、本作の舞台である「生と死」「絶望と希望」「大人と子供」など真逆のキーワードが入り乱れる、カオスな世界“もう一つの日本”にふさわしい幻想的な雰囲気となっている。
Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画
『キレイ―神様と待ち合わせした女―』
日程:
■東京
2019年12月4日(水)~12月29日(日)
Bunkamuraシアターコクーン
■福岡
2020年1月13日(月・祝)~1月19日(日)
博多座
■大阪
2020年1月25日(土)~2月2日(日)
フェスティバルホール
作・演出:松尾スズキ
音楽:伊藤ヨタロウ
出演:生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子
齋藤桐人、藍実成、佐山太一、高瀬育海、西田健二、畑中実、深堀景介、藤岡義樹、森山晶之、りんたろう、五島百花、エリザベス・マリー、中根百合香、飯嶋あやめ、植村理乃、古清水愛奈、原梓
音楽監督:門司肇 美術:池田ともゆき 照明:大島祐夫 音響:山本浩一
衣裳:戸田京子 ヘアメイク:宮内宏明 映像:上田大樹 振付:振付稼業air:man
歌唱指導:亜久里夏代 演出助手:大堀光威 舞台監督:二瓶剛雄
宣伝イラスト:寺田克也 宣伝美術:榎本太郎 宣伝写真:尾嶝太 宣伝スタイリスト:森保夫
宣伝ヘアメイク:西岡達也 宣伝協力:る・ひまわり
チーフ・プロデューサー:加藤真規(Bunkamura)、長坂まき子(大人計画)
企画・製作:Bunkamura 大人計画
<あらすじ>
三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。すべての過去を忘れた少女は自ら“ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコたち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミと奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギだった。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つハリコナ、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャンらと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。
<公演に関するお問い合わせ>
Bunkamura:03-3477-3244(10:00~19:00)
https://www.bunkamura.co.jp