中国の歴史超大作ドラマ「三国志~司馬懿 軍師連盟~」が、オンライン動画配信サービス「Hulu」で7月10日(水)から配信されることが決定した。
本作は、総製作費68億円、中国歴史ドラマ史上最長となる333日の撮影期間をかけて製作された歴史超大作ドラマ。数々の名作の原型となった中国の歴史書『三国志』を、過去の三国志ドラマとは異なる“新たな視点”から描き出す。
主人公は、三国時代に最大国家として君臨した「魏」において、君主・曹操(そうそう)とその息子・曹丕(そうひ)に仕えた名軍師・司馬懿(しばい)。諸葛亮(しょかつりょう)の永遠のライバルで、曹操も恐れていたといわれるほど、知略に長けた男だ。
本作では、そんな歴史に名を残した男の“知られざる物語”に着目。三国が覇権を争う激動の時代に翻弄されながらも、愛する家族を守るために命を懸けた司馬懿の生き様とともに、ほかの軍師たちや彼らの家族の物語も描きながら、新たな三国志の魅力と面白さを引き出す。
主人公・司馬懿を演じたのは、中国の国民的俳優ウー・ショウポー。チケット売上5億円の記録的大ヒットとなった映画『北京ロマン in シアトル』に出演し大ブレーク、本作で2017年の『中美電視Award』最優秀主演男優賞を受賞した。
曹操を演じたのは、大ヒットドラマ『三国志 Three Kingdoms』(2010年)で蜀漢の初代皇帝・劉備を演じたユー・ハーウェイ。さらに、司馬懿の妻・張春華(ちょうしゅんか)役にはドラマ『琅琊榜 ~麒麟の才子、 風雲起こす~』で日本でも注目を集めたリウ・タオ、曹丕役にはドラマ『武則天-The Empress-』などで知られるリー・チェン、司馬懿の側室・柏霊均(はくれいいん)役には同じく『武則天-The Empress-』など大陸時代劇での活躍も目覚ましい台湾の女優チャン・チュンニンと、そうそうたるキャスト陣が顔をそろえる。
また、脚本制作だけでも4年を費やし、総衣装数は約6000着、司馬懿の衣装だけでも約620着が用意された。さらに、中国のテレビドラマ撮影では珍しい、台本通りに順を追って撮影する順撮り方式を採用。劇中の後半に多数登場する戦闘シーンは、すべてスタントマンを立てず、役者本人が演じている。そんなこだわりを余すところなく画面に収めるべく、4K画質で撮影。映画さながらの映像クオリティーは高く評価され、2017年より始まった『中国4K映像祭』で最も期待の高い作品として、「金4K賞」も獲得している。
「三国志~司馬懿 軍師連盟~」
監督:チャン・ヨンシン
出演:ウー・ショウポー(映画『北京ロマンinシアトル』)
ユー・ハーウェイ(ドラマ『三国志 Three Kingdoms』)
リウ・タオ(ドラマ『天龍八部』、 ドラマ『琅?榜 ~麒麟の才子、 風雲起こす~』)
リー・チェン(ドラマ『武則天-The Empress-』)
チャン・チュンニン(ドラマ『武則天-The Empress-』、 ドラマ『ザ・ホスピタル』)ほか
<配信>
Hulu
7月10日(水)スタート 順次更新
(毎週水曜・金曜に新エピソードを更新)
<CS放送>
映画・チャンネルNECO
7月27日(土)第1~4話まで先行一挙放送
(一部サービスのみ無料放送)
8月21日(水)からレギュラー放送開始
<DVD>
DVD-BOX1 価格:14,000円(税別)
7月3日(水)よりセル・レンタル同時リリース
発売:カルチュア・パブリッシャーズ
販売:ポニーキャニオン