7月6日(土)放送の『サワコの朝』(MBS/TBS系)に、女優の宮本信子が登場する。
夫・伊丹十三の監督デビュー作である映画「お葬式」をはじめ、10本の伊丹作品に出演。映画「あげまん」では、男にツキをもたらす芸者役、「スーパーの女」では、経営不振のスーパーを立て直す主婦など、さまざまなキャラクターを演じ、人々を魅了し続ける宮本。中でも、強烈なインパクトを与えたのは、おかっぱ頭にソバカス姿のヒロインを演じた映画「マルサの女」だった。
番組では、伊丹十三監督と打ち合わせをしながら、そのキャラクターを作っていく様子を収めた超貴重映像を公開。“厳選”から始まるという伊丹作品の名場面の裏側に迫る。
また、22年前に訪れた師匠であり、夫であり、監督であった伊丹との“死別の時”を回顧。つらい、悲しい気持ちを「考えない。全て冷凍庫にしまって凍らせました」という宮本が、伊丹監督の死をどのように乗り越えたかを阿川佐和子に語る。
さらに、2016年にニューヨークで30年ぶりに上映され、行列が出来るほど脚光を浴びた映画「タンポポ」の話を披露。意外にも「ずっと映画は撮りたくない」と言っていたという伊丹監督が映画を撮り始めたきっかけや、開館から13年になる伊丹十三記念館の話のほか、ジャズを歌う楽しさに目覚めたというエピソード、そして夫への変わらぬ想いを語る。
『サワコの朝』
MBS/TBS系
7月6日(土)前7・30~8・00
©MBS