公開中の映画「今日も嫌がらせ弁当」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、篠原涼子、 佐藤隆太 、塚本連平監督が登壇した。
篠原は「こんなにお客様が来てくださって本当にうれしい!」と笑顔で登壇し、会場は大盛り上がり。佐藤は「(佐藤)寛太の方じゃなくてすみません」と笑いを誘った。
佐藤は、本作への出演がきっかけで“キャラ弁”を作ったとのことで「実は完成披露舞台あいさつのちょうど1週間後が娘の運動会だったので、この映画とコラボしたカッティングのりを頂いて、それを使ってキャラ弁を作りました。“午後もがんばれ!”とかちょうどいいメッセージがあって!娘や、娘の友達の親にも大好評で、特にママ友には『これすごくいい!』って大人気でした!」と家族とのエピソードを披露した。
本作にちなんで、親が良かれと思ってしてくれたことで、恥ずかしかったことを聞かれると、篠原は「小学校1年生の時、髪が長くてお父さんが切ってくれたんです。でも前髪がオンザ眉毛の斜めカットで、後ろは刈り上げみたいになっちゃって(笑)。後ろの席にちょっと気になる子がいて恥ずかしかったなと思いますね。でも親としてはかわいい娘の髪を切りたかったんだなぁと思って、今ではいい思い出ですね」とかわいいエピソードを披露した。
イベントでは、観客からの質問コーナーも実施。お弁当映画にちなんで「好きなおかず・嫌いなおかずはなんですか?」という質問に、篠原は「卵焼きが好きです!見た目にもきれいだし。嫌いなおかずは…それ自体は好きなんですけど、入っていて嫌だったのは、“納豆”ですね(笑)」とまさかの回答。佐藤は「僕は梅干しです!ご飯のところにあるかないかでテンションは変わりますね。嫌いなものはほとんどないけど、しいていえば“パクチー弁当”があったらいやだなぁと思いますね(笑)」と回答した。
「昨年、篠原さんと佐藤さんは『アンナ・クリスティ』で共演されていましたが、次はなにで共演したいですか?」という質問には、篠原が「続きがあるような終わり方だったので、続編があるとうれしいですよね!」と答え、会場から「見たい!」という声が。これには塚本監督も「ぜひやりたいです!続けようと思えばいくらでも続けられる作品ですよ!」と回答し、会場を盛り上げた。
「篠原さんが初めてお弁当を作ったのはいつですか?また、その時作ったお弁当はなんですか?」という質問に、篠原は「中学生の時に作りました。卵焼きとウインナーを入れて、ごはんには甘めのそぼろをのせて。あとトマトも入れましたね。実は姉が作っていてそれをマネして作ったんです」と当時のお弁当エピソードを語った。
さらに「憧れの女性なんですが、どうしたらそんな女性になれますか?」という質問に、篠原は「普段気を付けているのは20代中頃からずっと1日3リットルくらいは水を飲むようにしてますね。昔はニキビだらけで困ってたんですけど、水を変えたらよくなったような気がします」と篠原流の美容法を伝授した。
また、イベントに毎回地方から来ているファンから「この作品のイベントがある時は、毎回雨なんですが、誰かキャストの中に雨男・雨女がいますか?」という質問が。佐藤は「僕は雨男だと思います!ぐっさん(山口智充)と共演した時に、3回も雨で撮影が飛んじゃって!」と雨男エピソードを披露。
佐藤に「監督は晴れ男ですよね?」と聞かれた塚本監督は「晴男ってわけではないですが、撮影はできるくらい男です(笑)」と回答し、会場は大爆笑。篠原は晴れ女とのことで、撮影初日は風が強くて、ロケ地の八丈島に飛行機が着陸できるかどうかという中、篠原が乗った飛行機はちゃんと着陸できたという撮影の裏側を披露した。
最後に、塚本監督は「映画を観てくれた方の中に、もうすぐ1歳になる子を連れている親がいて、その0歳の赤ちゃんが面白そうに映画を見ていたそうでうれしかったですね。それにうちの母が90歳なんですが、母も面白かったと。今のところ0歳から90歳まで面白いと言ってもらえる映画になってます(笑)。ぜひ皆さん周りの方にも薦めてください!」とアピール。
佐藤は「初日舞台あいさつもこのスクリーンだったのですが、大ヒットとしてこのスクリーンにまた戻ってこれたことは本当にうれしいことです。皆さんのおかげです。ありがとうございます。まだ劇場では観ていないので、観たいと思います。もし劇場であったらその時は何問でも質問に答えますので声を掛けてください(笑)」と話し、会場を笑わせた。
篠原は「スタッフがプライベートで劇場で観たときに、観客の方の上映後の歓声が素晴らしかったということと、皆さん涙を流していて、それは“悲しい涙”じゃなくて、“幸せの涙”を流していたということ伺って、鳥肌が立つくらいうれしかったです!私もこの映画を世の中に薦めていきます。なので皆さんもぜひいろんな方に薦めてください!」と呼びかけた。
映画「今日も嫌がらせ弁当」
公開中