ジャニー喜多川が作・構成・演出を務める舞台『DREAM BOYS』の製作発表会見が都内で行われ、King & Princeの岸優太、神宮寺勇太らが登壇した。
『DREAM BOYS』は2004年に滝沢秀明主演で上演されて以来、亀梨和也、玉森裕太ら豪華メンバーが出演してきた人気シリーズ。前回までで上演回数は573回を数え、帝国劇場の看板演目の一つとなっている。
本作ではおなじみの「挑戦者」のイントロが流れると、岸、神宮寺、HiHi Jetsの髙橋優斗、美 少年の岩﨑大昇が登場し、会場に集まったファンの大歓声を浴びながら熱唱。続く「Next Dream」では、HiHi Jetsの井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗、美 少年の佐藤龍我、藤井直樹、7 MEN 侍の中村嶺亜、菅田琳寧、佐々木大光も加わり、2019年版の『DREAM BOYS』に出演する新キャストが勢ぞろいした。
滝沢、亀梨、玉森に続く、4代目の座長に選ばれた岸は、主演を務めることについて「滝沢さん、亀梨くん、玉森くんという名だたる大先輩たちが作ってくださったすてきな舞台ですので、僕はまずその大切な舞台を汚さぬよう、そして新しい風を吹かせて作っていけたらなと思っています」と力強いコメント。…かと思いきや「滝沢さん、亀梨くん、玉森くん…で、岸ですよ?ハテナでしょ?僕もハテナになりました。でもだんだんなじんでいけるように頑張りたいと思います」と岸らしく意気込みを語った。
堂本光一が主演を務める『Endless SHOCK』に出演経験があるということで、堂本の背中を間近で見てきた岸はどんな座長になりたいかを聞かれ「光一くんはチームワークを大切にされていたので、僕もチームワークを大切に、持ちつ持たれつつの関係で長丁場を走り抜けたいなと思っています。あと光一くんは毎公演アップデートを目指していたので、満足せず毎公演高みを目指して突き進んでいきたい」と。
また、滝沢から何かアドバイスをもらったかと聞かれると「滝沢さんが『困ったら何でも言って』とおっしゃっていましたので、もう、すぐ困ったら相談させていただきます!」と宣言し、会場の笑いを誘った。
いっぽう、チャンプ役を演じる神宮寺は、記者から普段のイメージは王子様だと指摘されると「僕は王子様キャラなんですかね」と照れ笑いを浮かべながら「今回はチャンプ役ということで“悪王子”になろうかなと思いまして」と話し、「(チャンプ役を演じるにあたり)体づくりを岸君と2人でやらせていただいています」と9月の本番に向けて既に準備に入っていることを明かした。
最後に岸は「今回このメンバーは一人ひとりジャニーさんがキャスティングしてくれまして、その思いに応えられるように僕たちは全力で頑張っていきたいです。ジャニーさんの台本打ち合わせの時に僕と神宮寺は参加させてもらいまして、ジャニーさんは『新しいものを取り入れ、これまでとは違うものにしていきたい』とおっしゃっていたので、堂々と胸を張ってパフォーマンスすることが僕たちの役目だと思っています」と。
さらに神宮寺が「ジャニーさんからキャストが入れ替わるということで、新しいものを取り入れつつ、伝統を引き継いでほしいと言われました。ジャニーさんやたくさんの先輩たちが作り上げたこの舞台を僕たちも頑張って作り上げて、ジャニーさんに恥ずかしくないように精いっぱい頑張るので、応援よろしくお願いします!」と語り、会場に集まったファン、報道陣から大きな拍手が送られた。
『DREAM BOYS』
9月3日(火)~9月27日(金)
東京・帝国劇場
<作・構成・演出>
ジャニー喜多川
<出演>
岸優太
神宮寺勇太
HiHi Jets(髙橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)
美 少年(岩﨑大昇、佐藤龍我、藤井直樹)
7 MEN 侍(中村嶺亜、菅田琳寧、佐々木大光)
紫吹淳、鳳蘭