世界一のクラゲ水族館 館長・奥泉和也の“クラゲライフ”に密着『情熱大陸』7・14放送

エンタメ総合
2019年07月13日
『情熱大陸』
©MBS

 7月14日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)に、世界一のクラゲ水族館の館長・奥泉和也が登場する。

 世界におよそ3000種類おり、5億年前の先カンブリア時代に誕生したといわれている「クラゲ」。その後5億年、ほとんど進化していない不思議な生き物で謎だらけ。その優雅に浮遊する姿に魅了され、世界中の水族館に今、クラゲブームが起きている。

 そんな中、世界中の飼育員が山形に住む一人の男性を訪ねて教えを請うている。彼の名は奥泉和也。情報交換がクラゲ飼育の発展に欠かせないという彼は、惜しげもなく知識の全てを伝える。

『情熱大陸』
©MBS

 学問として専門にクラゲを学んだことがない奥泉の強みは、常識にとらわれず実験を繰り返し、飼育方法を見つけていくこと。思いついたらすぐやってみる、失敗してもまた方法を考えるという行動力。そして、時間を見つけては、目の前の海に船でクラゲを採集に出かけるバイタリティー。

 番組では、世界一の飼育量を誇る60~70種のクラゲの飼育をするために重要なバックヤードでの試行錯誤の努力とクラゲの採集に迫る。目の前の庄内の海での採集は、海水が暖かくなる5月から始まる。今年はどんなクラゲが獲れるのか。さらに、北大西洋の海へ、まだ見ぬクラゲを獲りに行く。世界の水族館が注目する奥泉の“クラゲライフ”を追う。

『情熱大陸』
©MBS

<クラゲ水族館 館長/奥泉和也プロフィール>
1964年山形県鶴岡市生まれ。現在55歳。
子供の頃から海と釣りが好きで、海の近くで仕事がしたい、と1983年地元の農業高校を卒業後、アシカの飼育員として、加茂水族館に入る。
加茂水族館は、1960年に開館した歴史ある水族館だが、全国的な水族館ブームに取り残され、1997年には入館者が年間9万人まで落ち込み、廃館の危機になる。
そんな時、偶然サンゴの水槽で生まれたサカサクラゲを見つけた奥泉が飼育し、展示したところ好評。クラゲの専任に任命される。
1997年にクラゲの展示に取り組み始め、1998年には早くも日本一を目指し、2003年にはアメリカのモントレーベイ水族館を抜き20種展示で世界一を名乗る。2012年には30種展示、ギネスに世界一を認定される。
現在、60種を展示中。世界のクラゲ飼育のトップを走っている。世界中からくる飼育員の研修も積極的に行い、国際的にクラゲ飼育を牽引する存在。

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