7月20日(土)放送の『世界ふしぎ発見!』(TBS系)で、さかなクンがミステリーハンターに初挑戦。古代エジプトと魚のふしぎな関係にスポットを当てる。
魚好きが高じて東京海洋大学の名誉博士になったさかなクンがミステリーハンターに初挑戦。エジプトを訪れ、ピラミッドやスフィンクス、古代の遺跡などからリポートする。
古代エジプトではナイル川が毎年氾濫し、大地が肥沃になることを利用して農業が営まれていたが、実はナイル川と紅海では漁業も盛んに行われ、さまざまな魚が貴重な動物性タンパク質として人々の暮らしを支えていた。
壁画にいろいろな魚と漁の様子が描かれている古代墓を訪れたさかなクンは、壁のレリーフを指さして、ボラやフグなどと名前を挙げて魚の特徴を解説。また、古代からの伝統を守って魚を捕らえている漁師に同行して、その漁の方法をリポート。さらに、魚を調理してもらい試食する。
また、エジプト考古学博物館では魚のミイラに遭遇。そして、紅海に水中ドローンを投入して海の生物たちの生態を観察。さかなクンも驚きの魚の撮影に成功した。
エジプトから帰国後、さかなクンは現地で発見した疑問を解くために、エジプト考古学者の名古屋大学高等研究院准教授・河江肖剰(かわえ・ゆきのり)氏を訪ねる。「ファラオも漁をしていたのか?」「魚のミイラの正体とは?」などの疑問に対する河江氏の解説に「ギョギョギョ!」と驚くさかなクン。
一方、さかなクンの魚に関する深い知識に、河江氏もうなずきながら聞き入り、究極の魚のプロと、究極のエジプト考古学のプロの二人の初対談は大いに盛り上がる。
また放送に先立ち、対談の一部をTBS公式YouTubeで公開中。魚愛、エジプト愛あふれる二人の会話が楽しめる。
<プロデューサー・佐藤寿一 コメント>
これまで『世界ふしぎ発見!』では80回以上古代エジプトに関するふしぎを紹介してきましたが、“魚”をテーマにするのは初めてです。さかなクンは白衣に魚や古代エジプトのイラスト、そして出演者の似顔絵まで描き、それを着てリポートしています。初ミステリーハンターに掛ける意気込みを感じ、さかなクンの現地での言動に、魚に対する深い愛情を感じました。そしてさかなクンと河江さんの対談は、専門に研究している学者ならではの聞き応えのある内容でした。さかなクン目線で捉えた古代エジプトのふしぎにご期待ください。
『世界ふしぎ発見!』
TBS系
7月20日(土)後9・00~9・54
©TBS