公開中の映画「今日も嫌がらせ弁当」のトークショーイベントが行われ、佐藤寛太が登壇した。
公開後2週間以上がたち、周囲の反応について、佐藤は「他の現場のスタッフさんが作品を観たよって言ってくれて、生の声は本当にうれしいです!」と。また、八丈島での撮影について「海が本当にきれいで、八丈島をスクーターで一周して10時間ぐらいかかりました!」と島を満喫した様子。
「八丈レモンが本当においしくて、600円ぐらいするけど本当にうまい!八丈島での思い出はレモン!あとお風呂と海とクジラと…」と思い出を話しながら、「長崎の対馬に7歳まで住んでいたので、島の人がなじみやすくて、東京と違って高いビルもなくて懐かしかったです」と島での撮影を振り返った。
また、過去に和太鼓の経験があったなめていたという八丈太鼓については、「太鼓を叩いていたら自然に腕だけ太くなったので、筋肉のある役柄でもなかったのに筋肉がついたかも。でも八丈島では5歳の子でも叩ける、本当に地元の伝統文化なんです!」と熱く語った。
観客からの質問タイムでは「LDHの方に嫌がらせ弁当を作るなら?」という質問に「鈴木伸之先輩は身長が180センチ以上もあってかっこいいのに飛行機も虫も苦手なので、いろんな色の虫が入ったお弁当を差し入れしたい!当分口を聞いてもらえなくなるだろうけど」と楽しそうに話し、会場は笑いに包まれた。
また好きなお弁当のおかずについて聞かれると「卵焼きが一番好きです!」と即答。MCがキャストの中で卵焼きが一番という人は少ないと話すと「地元・福岡の卵焼きが甘くて好き。関東のはしょっぱくて違うんだよなって思う」と熱弁。
さらに、劇団EXILEに入りたての頃に鈴木伸之の家で年越しをしたことがあるそうで、「鈴木さんが作ってくれたお雑煮が本当にうまかった。でもだしが関東と違うから違うな~と思ったりもしたけど、これが関東の味だよって出してくれていろいろ話してくれたので、心が温まり、その時は泣きそうでしたね。一生忘れられないですね」とほっこりエピソードも披露した。
最後に佐藤は「この作品に出たことで、親に親孝行できた気分になった。僕の親もこの映画を観て、自分の親にも会いたくなったと言われて、家族にとっていいことをしたなと僕は思っています。時がたっても愛され続ける作品になると思うし、こういう作品に出られてよかったです!」と語った。