生田斗真が日本テレビ系10月期新土曜ドラマ『俺の話は長い』で4年ぶり連続ドラマに主演する。
『俺の話は長い』は、生田がヘリクツ男・岸辺満を演じるコメディホームドラマ。岸辺は大学卒業後にコーヒーにはまり、起業したものの失敗しそのままニートに。自分でも何とかしたい気持ちはあるが、彼には口げんかだけは誰にも負けないという特殊能力があり、ヘリクツを駆使し、自分のダメさをごまかし続けてきたダメ男だ。
しかし「夫が残した喫茶店を営む母親」に寄生しながら生活している彼の人生は、「マイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族」によって一気に動きだす。弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのはお母さんにも責任があると詰め寄る姉と痛いところを突かれ揺れる母。彼は攻撃に耐え、災難を乗り越え自立することができるのか?
<生田斗真 コメント>
◆日テレドラマ初主演となりますが、決まった時の感想を教えてください
日テレドラマに初めて出演したのが21年前の『LOVE&PEACE』という作品でした。それから月日がたち、こうして主演を務めさせていただくのは大変光栄な事ですし、連ドラの主演自体、4年ぶりですので、とても楽しみにしています。日テレドラマは、とてもジャンルが広くチャレンジングな企画も多い印象があり、今回のドラマも枠にとらわれない企画になっているので今からわくわくしています。
◆ダメ男という役柄の印象、役作りなどについて教えてください
脚本家の金子さんとは何度かお仕事を一緒にさせていただいていますが、主人公がまさに“金子茂樹”だな、と思いましたね…(笑)。ただその分、金子さんの作品に対する熱量が伝わってきて、それに全力で応えたい、応えなければ!と思っています。一方で、僕が演じさせていただく岸辺満のダメな部分は、僕にもあるなと…。休みの日なんかはダラダラし過ぎて、何もしてない間に夜になってたとか、髪もボサボサで1日中居たりなんてこともあるので、そういった意味では今までずーっと役作りをしてたと言えますね(笑)。満の持つ脱力的な雰囲気を出せるよう、意気込み過ぎず、肩の力を抜いて演じていきたいと思っています。
◆台本を読まれた印象、感想を教えてください
会話劇が中心となっていて、その掛け合いの面白さが醍醐味のドラマになっています。特に家族のメンバーとのやりとりが中心になっていくので、稽古もしっかりしながら個性豊かな皆さんと良い関係性を作っていきたいなと思います。
◆視聴者へのメッセージをお願いします
「揉め事」って、当人にしたらすごく大事な場面なんだけど、他人から見ると「なんでそんな事で!?」とくだらなく思えたり、つい笑っちゃったりする事だったりすると思うんです。このドラマはまさに他人の家族に起きる「お茶の間の茶番劇」を見ていただくドラマになっています。そんな“今日もどこかで起きているであろう揉め事”を笑って見守りつつ、「これって我が家でもあるな…」「こういう屁理屈よく言うかもな…」と、時に自分に当てはめながら見ていただければと思います。10月まで楽しみに待っていてください!
2019年10月期 新土曜ドラマ
『俺の話は長い』
日本テレビ系
毎週土曜 後10・00~10・54
脚本:金子茂樹
演出:中島悟、丸谷俊平
プロデューサー:櫨山裕子、秋元孝之
チーフプロデューサー:池田健司