SUPERNOVAの日本デビュー10周年を記念して制作された映画「超新星 10th Anniversary Film~絆は永遠に~」が、全国イオンシネマ他で期間限定公開中。公開初日の7月26日には、東京・丸の内ピカデリーにてメンバー5人と園田俊郎監督が登壇する舞台あいさつが行われ、1部と2部で延べ1600人のファンが集結した。
2009年9月9日、6人組ダンスボーカルグループ・超新星として日本デビューした彼らの10年の歩みを追ったドキュメンタリー「The HISTORY of 超新星 to SUPERNOVA」。現メンバー5人が特殊メイクで老人に扮し、40年後の2059年から2009年をフラッシュバックするショートムービー「絆は永遠に」。この2部構成で描かれる同作が公開初日を迎えた感想を聞かれると、「10年一緒にいるから家族みたいな深い関係になれた。制作期間に10年かかったっていうことだからすごい映画になっているし、この映画が出来たことは奇跡だと思います」(ユナク)、「僕たちのいろんな話が入っている映画が公開されて本当にうれしいです。いい思い出になると思うし、監督さんにも感謝しています」(ソンジェ)、「日本のファンの皆さんと一緒に笑って泣いて、いろんな時間を過ごしてきた。そう考えると胸にグッとくるものがあるし、10年間ずっと僕たちを支えてくださって感謝しています」(グァンス)とそれぞれ感慨深げに語っていた。
映画制作に当たってメンバー1人ずつにロングインタビューが行われ、超新星時代から多くのMVなどを手掛けてきた園田監督は、「わざとお互いが何をしゃべっているか分からないようにして、みんなが本音で話してくれた。メンバー全員が口をそろえてファンの方々への感謝をエピソードの中に含めてしゃべってくれたことが印象的でした」と。
デビュー当時から通訳に頼らずに日本語で活動してきた彼らだが、ジヒョクは「(個人的には)日本語でインタビューするのは初めてだから、僕の本音が伝わるかなと(不安に)思ったんですが、最後まで日本語で頑張ってよかったし、素直な話ができたと思います」と満足げ。
さらにゴニルは、「『君にラブソングを』『僕たちのアフタースクール』といろんな映画を作ってきたんですけど、こうしてたくさんの思い出を残してくれて、今回もスタッフさんやファンの皆さんからの大きなプレゼントだと思うとうれしいです」と話した。
また、グループの未来を描くショートムービー「絆は永遠に」について園田監督と共にアイデアを考えたというユナクは、「ジヒョク、ソンジェ君、ゴニル君、グァンス君は10代のころからこの業界に入ってアイドルの教育を受けて、僕は20代中盤から入ってアイドルになったんです。そんな僕たちが50年後どうなるのか。普通になるか、アイドルで残るのか…。昔の歴史はファンの皆さんも分かってるから、逆に未来に行きたいと思ったんです」と説明。
いっぽうで、仕上がった脚本の中に“ユナクの演出がダサい”というせりふがあったことから、「そのせりふをグァンス君の口から言われたら本当にそうなのかな…大丈夫かなと思いました(笑)」と苦笑いを浮かべた。
さらに初体験となった特殊メイクに話題が及ぶと、ゴニルは「老人のメイクをして病院で撮影したんですが、完全に老人なんですよ(笑)。『おまえは本当にこういうふうになるかもよ』『この中で最初に結婚するのは誰かな』とかそういう話もしました」とエピソードを明かした。
ショートムービーは、余命いくばくもない入院中のグァンスから4人のメンバーに「2059年9月9日、みんなで日本デビュー50周年のパーティーをしよう」という手紙が届くことから物語が始まる。撮影時を振り返り、ユナクは「(病室でのシーンで)グァンス君の手を触ったら本当に冷たくて。役に入り込みすぎて、本当に死んでるかもしれないって思いました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
『超新星10th Anniversary Film~絆は永遠に~』
全国イオンシネマ他にて期間限定公開中
監督:園田俊郎
脚本:鈴木太一(short film)
出演:SUPERNOVA(ユナク・ソンジェ・グァンス・ジヒョク・ゴニル)
主題歌:SUPERNOVA「ビタミンYOU」
※アルバム「PAPARAZZI」収録曲
企画・製作・配給:ポリドール映像販売
制作プロダクション:D.Walker Inc.
配給協力:イオンエンターテイメント
©2019 UNIVERSAL MUSIC ARTISTS
<劇場情報>
7月26日(金)~8月4日(日)10日間期間限定公開
■関東
丸の内ピカデリー
イオンシネマ板橋
イオンシネマむさし村山
イオンシネマ港北ニュータウン
イオンシネマ浦和美園
イオンシネマ春日部
イオンシネマ太田
■中部
イオンシネマ名古屋茶屋
イオンシネマワンダー
■関西
梅田ブルク7(※~8/1まで)
なんばパークスシネマ
イオンシネマ四條畷
イオンシネマ茨木
神戸国際松竹
イオンシネマ京都桂川
■中国
イオンシネマ岡山
イオンシネマ広島西風新都
■九州
イオンシネマ福岡
※公開劇場は追加されることがあります。オフィシャルページの上映館情報を参照。
※上映スケジュールおよびチケット購入方法は、各劇場ホームページを参照。
<鑑賞料金>
2,000円(税込)(特別興行のため、各種割引利用不可・無料鑑賞券等利用不可)
映画詳細・劇場情報:https://supernova-sv.com/contents/251364