8月23日(金)放送の『A-Studio』(TBS系)に、放送11年目にして、初の相撲界からのゲストとなる元横綱・稀勢の里の荒磯親方が登場することが分かった。
元横綱、稀勢の里寛(きせのさとゆたか)は1986年7月3日生まれの33歳。近年では学生相撲部出身の力士が増えている相撲界において、相撲経験のない野球少年だったが、中卒の15歳で相撲界屈指の猛稽古で知られる鳴戸部屋に入門した。
入門後17歳9か月で十両に昇進、18歳3か月で幕内力士になり、いずれも元横綱貴乃花に次ぐ史上2位の若さで番付を駆け上がった。新入幕を機に本名(萩原)のままだった四股名を「稀勢の里」と改名。
しかしながらその後、横綱に上りつめるまでは長い道のりだった。2017年1月場所、横綱白鵬を下し、14勝1敗で優勝し、日本人力士としては1998年の元横綱若乃花以来、19年ぶりに横綱に昇進。その後はけがに苦しみ、今年の1月場所では初日から3連敗を期し、1月16日に現役引退を表明。年寄「荒磯」を襲名し、現在は田子ノ浦部屋付きの親方として後進の指導に当たっている。
9月29日に両国国技館で引退相撲(断髪式)が行われる予定で、今回の番組出演は、荒磯親方の残り少ないまげ姿が見られる貴重な機会だ。
これまであまり語ってこなかったが、実は相撲好きという笑福亭鶴瓶。そんな鶴瓶が現役時代は寡黙な人という印象が強い元横綱稀勢の里(荒磯親方)の素顔に迫る。
『A-Studio』
TBS系
8月23日(金)後11・00~11・30
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