香取慎吾が出演するファミリーマート「お母さん食堂」新CM“涙の味篇”が9月24日（火）から全国で放映される。これに合わせ、特別映像と特別ビジュアルが解禁された。
新CMで香取は「お母さん食堂」のおかみさん“慎吾母”に。「ハイ、どいて！どいて～」と、活気あふれるお母さん食堂を切り盛りする慎吾母。優しい笑顔で料理を運ぶその姿は、正に現代人にとっての癒やし。
そんな慎吾母がふと目を移すと、失恋の悲しみに暮れる女性の姿が。そんな彼女を見かねた慎吾母は、彼女の前に汁なし担々麺を差し出し、「失恋なんて、おいしいもの食べれば忘れるわよ」と優しくほほ笑む。すると女性は、担々麺のおいしさと、秘められた母の優しさをかみしめながら感動の涙を流す。
併せて解禁されたビジュアルには、誇らしげに遠くを見つめる慎吾母と、さまざまな料理を生み出す“おかみさんドリームチーム”の姿が描かれている。
「おっはー」のあいさつで人気を博した慎吾ママ。あれから19年、久々にお母さん役を演じることになった香取は「最近気が付いたんですが、あの頃“おはロック ”を踊っていた世代が、社会人になって頑張っている。そして今僕は、19年前に慎吾ママを見てくれていた人たちに向けて、『みんな疲れているでしょ、お疲れさま。おいしいもの食べなさい』と言ってあげられる。そう思うと、本当に素晴らしい仕事だなと思うんです」と感慨深げ。
「撮影中に面白かったのが、僕の母役が板につきすぎていたせいか、『あらやだ！』なんて女性っぽい言葉をしゃべっても、全く違和感がなく撮影が進むんです（笑）。普通は俳優が女性言葉で話すと、カットした瞬間周囲がざわつくはずなんです。これはなかなかないことですね！」と撮影裏話を明かした。
そして「慎吾ママの時も少し使っていましたが、やはり慎吾母が言うなら『おっつー』でしょうね（笑）『お疲れさま！ちゃんとご飯食べてね！』という気持ちを込めてね」と慎吾母の決めぜりふのアイデアも披露した。
CMで失恋に涙する女性を演じているのは、バラエティ番組などで活躍中のファーストサマーウイカ。彼女は幼少期に慎吾ママを見ていた世代で「慎吾ママは当時の子供たちのアイコンでした。ママはパワー全開で元気なイメージでしたが、慎吾母は落ち着いていて安心感がある。慎吾ママは私たち世代のお母さんの代表のような存在だったので、大人になった今、慎吾母と一緒に仕事をさせていただくのは、父親とサシで飲みに行くような感じですね（笑）」と共演の喜びを語った。
CM撮影は、気温30度以上の真夏日に実施。エキストラ陣も暑そうにしている中、香取は厚手の和装ながらも「役に入り込むスイッチを入れたので、じんわりとした汗しかかきませんでした」と。
さらに「撮影を振り返ると、尊敬する西田敏行さんと、田中邦衛さんの雰囲気が出てきたかもと思いました（笑）。普段の芝居ではあまりそういうことは考えませんが、今日は西田さんと田中さんがすごく浮かびましたね。年齢を重ねた自分が、皆を温かく迎えるお母さんを演じるとお二人みたいな雰囲気が出るのかなと（笑）」と語った。
料理が得意な香取は「慎吾母じゃないですけど、何か作ってと言われたら、冷蔵庫にあるもので作れます。最近も家に遊びに来た友達たちに手料理を作ったら皆『すごーい』って感動してくれましたよ」とプライベートでのエピソードも披露した。
そんな香取が「もちっと感がハンパじゃなくてびっくりしました！僕もずっと冷凍食品を食べてきて、冷凍食品の進化はピークを迎えたかな？と思っていました。ですが、さらにその上を越えてきた感じです」と、映像にも登場する“もちっと食感の汁なし担々麺”を絶賛した。