木村拓哉、玉森裕太の“イチャイチャ”うらやむ!?「1人だけだよ?」『グランメゾン東京』制作発表

ドラマ
2019年10月17日
『グランメゾン東京』

 10月20日(日)スタートの日曜劇場『グランメゾン東京』の制作発表会見が行われ、主演の木村拓哉をはじめ、鈴木京香、玉森裕太、尾上菊之助、及川光博、沢村一樹が登壇した。

 本作は、店も仲間も全て失ったフランス料理のシェフ・尾花夏樹(木村)が女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿が描かれるヒューマンストーリー。

 主人公・尾花夏樹を演じる木村は「今回1話を見てもらいましたが、既に3話まで取り終えています。着々といろんなお皿に、手を付けていますので、最後までじっくり楽しんでもらえたらなと思います」とあいさつ。

 鈴木は「おいしそうな料理がたくさん出てきますが、それをおいしそうに作るだけじゃなくて、その料理にしっかりと大人の夢を込めて、目標を追いかける姿を皆さんのところにお届けしたいと日夜頑張っています。期待に思いっ切り応える作品になっています」とアピールした。

 緊張した面持ちの玉森は「このドラマは美しい料理と、ストーリーと、本当に見どころがたくさんあるドラマです。最後まで楽しんで見ていただきたいと思ってます」と。

 尾上は、料理人にあこがれていたことを明かし、「その夢がこのドラマでかなって、撮影現場、料理研修と、毎日が充実しているのを楽しませていただいています。とは言え、木村さん演じる尾花と鈴木さん演じる倫子さんが作り上げる『グランメゾン東京』に対峙していかなければなりませんので、自然と気合と緊張感がみなぎっています」と気合十分。

 及川は「はい、みっちーです!」と場を和ませ、「僕たちも仲良いし、現場も盛り上がってます。そして、お芝居をしながらの料理は、とても大変な作業ですけども、大人の青春ということで僕たち情熱をもって作品に向き合っております」と。

 沢村は「皆さん、面白かったですか?」と観客に声をかけ、大きな拍手が起こると「ありがとうございます。拍手してって意味で言いました(笑)」とおちゃめな一面をのぞかせた。「僕は唯一この中では、料理人ではないんですけど、料理を運ぶために今までとは違う思いで料理の皿を見るようになって。料理人の情熱だったりが伝わればいいなと思ってます。料理に負けないくらいのいろんなレシピが詰まったドラマです」と語った。

 料理のシーンの撮影について、木村は「料理を作る僕らは味見もできますし、熱も感じることができる。だから、僕らが大変というよりかは、いかに美しく、においを届けられないテレビドラマの世界の中で、見てくださる人たちに『これ絶対おいしいだろうな』って想像をさせてくれるような映像を撮ってくれるスタッフや監督が大変なんだろうなって思ってます」と語り、「車エビのエチべを倫子さんに作るシーンでは、あの1シーンの撮影で16人前を作りました」とフランスでのロケでの裏話を明かした。

 ドラマ内で実際に調理している木村たちを1番近くで見ている沢村は「ちゃんと練習して、全部段取りを覚えて撮影に入ってきていますよ。1カットずつじゃなくて、頭から最後まできちんと覚えてやってますから」と力強くアピールした。

 登壇者の中で紅一点の鈴木は「世界最高峰なすてきな方たちと一緒に仕事ができて、様子を見て学べるだけではなく、仲間として引っ張っていてくれる。とても素晴らしい時間を過ごさせていただいています。今、日本で一番うらやましがられてる女は私だなって(笑)」と語った。

「ホテルの最年少料理長役で苦労したことは?」と問われた玉森は「普段から料理をそんなにしていなかったので、手慣れている感だったり、料理をやっているしぐさっていうのはごまかせない。いかに自分が撮影に入る前に料理と向き合えて、フライパンや包丁といった器具に触って、実感できるかというのは課題にしていたので、入るまでにやってました」と明かした。

 及川に「オムレツ、うまかったじゃん!」と振られると、玉森は「緊張したんですよ~。焼き色をつけちゃいけないとか、しわを作っちゃいけないとかあって」と説明。木村は第1話で玉森がオムレツを作っている時に彼女に邪魔されるシーンに触れ「そういうシーンがあるのは、1人だけだよ?尾花は、女に手が早いって言われてるけど、そんなシーンないからね」とイジった。

 尾上は本作への参加をきっかけに朝食を作るようになったそうで「最近では家族がおかわりしてくれるようになりました」と笑顔で語った。

 人気Web料理研究家役ということで及川は「メディアに出てくる料理人なので、意識しているのは好感度です」と言い切って会場の笑いを誘い、「個人的にはパスタはナポリタンしか作ったことがありませんが、第2話にすごいパスタが登場します!」と期待をあおった。

 沢村は、尾花の胸ぐらをつかむシーンに思いを馳せ「大丈夫だった?」と木村に声をかけると、木村は「沢村さんは『絶対に僕の手の跡がついているから』と撮影中からずっと気にかけてくださったんです。服を脱いだときに見たら本当についてました(笑)」と答え、沢村と笑い合った。

 イベントには、撮影のロケ地にもなったフランス大使館よりローラン・ピック駐日フランス大使が登場。大使は「このドラマを通して、日本とフランスの架け橋である食の文化を知ってもらいたい」と語り、キャストたちの演技を「木村さんは完全に役に成り切る方と聞いていましたが、本物のシェフのようだった。鈴木さんをはじめ、皆さんが役に成り切っていらっしゃる。準備も大変だったと思いますが、素晴らしい仕上がり」と絶賛。「シーズン2まで続いてほしい」と早くも続編に期待を寄せた。

 会見終盤には、キャストがファンからの質問に答えるコーナーも。「ウニの下処理をする場面は痛くなかったですか?」と尋ねられた玉森は「痛かったです! 気合で乗り切るしかなかったですね」と。木村も「痛いし手に色が付着するよね」と続いた。

 また「現場での呼び名は?」との質問で、木村から“裕太”と呼ばれているという玉森は「呼ばれるたびに心拍数が上がっています」と胸いっぱいの様子。それをうらやましがった男性陣が一斉に「裕太ー!」と呼びかけ、玉森が恐縮するひと幕も。

 最後に木村は「僕たち全員で力を合わせて作っていきますので、ぜひご来店をお待ちしております」と締めくくった。

日曜劇場『グランメゾン東京』
TBS系
10月20日(日)スタート
毎週日曜 後9・00~9・54
※初回25分拡大SP

<第1話(10月20日放送)あらすじ>
舞台はパリ。フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生をかけてフランスに来ていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が“実技テスト”で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイデアを出して、代わりに作ろうとする。聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。その矢先に、男は、借金取りに追いかけられて、去っていく。
その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。
その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。
そこで、尾花が作った料理のあまりのおいしさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼす。
その時、尾花は倫子に突然、一緒に店を作らないかと提案する。

©TBS

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