霜降り明星・粗品「小栗旬さんくらいできたら」『サントリー1万人の第九』朗読ゲストに抜擢

エンタメ総合
2019年11月15日
霜降り明星・粗品

「サントリー1万人の第九」の朗読ゲストを、霜降り明星の粗品が務めることが決定した。

 12月1日(日)に開催される第37回「サントリー1万人の第九」。1983年に始まり、師走の風物詩となったこのイベントは、ベートーヴェンの「第九」を1万人が合唱するコンサートで、佐渡裕が総監督・指揮は務める。

 2013年から始まった“詩の朗読”では、交響曲第9番の第四楽章で合唱されるシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を、朗読ゲストが1万人の前で読み上げている。これまで、仲間由紀恵、井川遥、栗山千明、佐々木蔵之介、小栗旬、有働由美子が務めてきた。

 そんな朗読ゲストを、今年は霜降り明星の粗品が務めることになり、囲み取材を行った。「サントリー1万人の第九」史上、お笑い芸人がステージに上がるのは今回が初めて。元々クラシックには興味があったという粗品は、あるインタビュー記事で「出たい番組は『1万人の第九』」と答え、これを佐渡裕が発見し、出演に至った。そして、トークゲストとして、相方・せいやもステージに上がる。

霜降り明星・粗品

<霜降り明星・粗品 コメント>
◆朗読ゲスト決定について

とても光栄で、非常に楽しみです。過去の朗読ゲストの映像を見て、皆さん完璧だったのでプレッシャーを感じています。中でも、小栗旬さんに似ていると言われるので、小栗さんくらいできたらかっこいいけど、芸人らしく、少しふざけつつ、明るくやってみたいです。

◆「1万人の第九」について

元々第九がめっちゃ好きで、鳥肌が立つくらい音楽のパワーが実感できるイベント。一生に一回は出たいと思っていて、実は母と応募しようと思っていました(笑)。だから、今回言ってみるもんやと。

◆佐渡裕について

一番尊敬する指揮者で、既に対談もしました。第九への思いやクラシックについて話しました。佐渡さんの人間力、チャーミングさに魅かれました。

<霜降り明星・せいや コメント>
◆トークゲストについて

お笑いの劇場よりも「品」があると思うので、自分の中でMAXの「品」を出した笑いにはしたいです。現場の空気を楽しんで、世界観に入っていけるようにしたいです。

◆粗品の朗読ゲスト決定について

粗品は「指揮者が好き」ってずっと言っていたので、何より夢かなってよかったな!って思います。「何してんだよ!」みたいなヤジを入れて、「ヤジ入れんな!」ってツッコませたいんですけど、そういうイベントじゃないですもんね(笑)。当日、粗品は芸人というより「音楽の好きな青年」みたいな感じになるのかなと思います。だから僕も、いい意味で「引きに回る」というか。茶化さないように耐えます(笑)。

『サントリー1万人の第九』
12月21日(土)後4・00~4・54
放送:MBS(毎日放送)、TBSテレビ、CBCテレビ、HBC(北海道放送)、RKB(RKB毎日放送)、TBC(東北放送) 以上6局ネット(11/11 現在)
公演日:12月1日(日)15:00開演 (14:00開場)
場所:大阪城ホール
ゲスト:東儀秀樹、山崎まさよし、松室政哉 ほか
トークゲスト:霜降り明星
朗読ゲスト:霜降り明星・粗品
主催:MBS
特別協賛:サントリーホールディングス株式会社

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